メルセデス・ベンツ Aクラス 「新世代メルセデス」のユーザーレビュー

新世代メルセデス

2018.12.20

総評

まだメルセデスミーにしか試乗車がないので六本木へ。
初めて来たけど、BMWのTokyoBayのような体験型店舗のよう。
しかし六本木らしく外観、内装ともオシャレなのが大きな違いであり、カフェには多くの客がいた。

予約していたため、予定通りに試乗できたけど、六本木の渋滞の中でのドライブだっただけに、最小限のフィードバックしかできないのが辛いところ。
アルピナに乗った時のように、首都高を一時間なんて試乗ができたら、もっといろいろ分かったかもしれないが、短い時間でも新世代メルセデスが何を目ずしているのか、その一端には触れたような気がする。
デザインも機能も、クラスを超えた新しさを感じさせるあたり、メルセデスの本気が感じられた。

満足している点

何より安定感があり、かつ扱い易い。
クルマのキャラクターを考えると、これらは非常に重要な要素であり、Cセグメントでも高次元にまとめてくるあたりは、さすがメルセデス。
エクステリア、インテリアは新世代のデザインラインで、旧型よりシャープさが目立っており、ボンネットは低くなり、ツリ目のヘッドライトとともに新しいアイコンが表現されている。
またウワサのMBUX(音声認証)も上位のCクラスに先立って採用されているあたり、その新しさへの満足度も高いんじゃないか。
クラスを超えた品質は、メルセデスのエントリーカーとして十分以上の存在感があるなぁ。

インテリアはさすがにメルセデスで、このクラスでも高級感は十分
旧型はややプラスチッキーな印象があったが、新型は過剰なくらい高級感を演出していて、樹脂パーツも安っぽさを抑える努力は見える(エアコン吹き出し口はそれなりだけど)。
ナビパネルはEクラスより小型だがレスポンスが良く、使い勝手は良いはずで、さらにMBUXもウワサ通りの機能であり利便性は相当高いと思われる。
ただし会話に「メルセデス」が入ると、いちいち反応してきたのはウザかったけど(苦笑)。

不満な点

新型のシャープでスッキリしたエクステリアより、旧型のアクの強いラインの方が好みだけど、おそらくすぐに慣れるかな。
またインテリアはEクラスと同じイメージだが、やはり上位クラスより狭いエリアに同じ機能を並べ、高級感を出すためにメッキパーツを多用しているため、ややゴチャゴチャ、ギラギラしているように見えるかな。
もう少しスッキリさせた方がいいような…。

デザイン

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走行性能

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ホットバージョンではなく、とくに速く走らせるグレードでもないため、当然ながら操作性優先のセッティング。
ハンドリング、ペダルタッチともにソフトで扱いやすく、かと言って操作を誤るような軽さでもない。
エンジンもハンドリングもレスポンスは良好、直進安定性にも問題はなく、カーブでのスタビリティも高次元でロールを感じさせずスルっと曲がれるので、女性でも運転しやすいはず。

エンジンは1.4リッター四気筒だが、旧型よりパワーアップしており必要十分なパワーはある。
ただし、唯一3,000回転あたりを超えると、ややガサついた音質になり軽く振動が感じられる。
このへんはサイズを考えれば仕方ないかな。

乗り心地

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ボディがわずかに大型化したこと、そしてFFであることから、頭上も足元もCクラスよりもスペース的に少し大きいらしい。
路面のいい試乗コースだっただけに、ショックの収まりは分かりにくかったけど、直線やカーブでの安定性を見る限りレベルは高いと思われる。
エンジンの回転数が上がると、若干の振動は感じられるが、このクラスとしては苦になるほどではないかな。

一方で、エクステリアをチェックした際に、とくにリア側のガラスエリアが小さく見えたため後方視界が気になったけど、乗り込んでみるとやはり広いとは言えなかった。
ポロなんかに乗ってると、同じハッチバックなのに少々があるかも。

積載性

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荷室は驚くくらい大きく、一クラス上の容積ではないか。
開口部から大きく、使い勝手は相当いい。
四人乗車での二泊旅行くらいは、十分こなせるように見えた。

燃費

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価格

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故障経験