メルセデス・ベンツ Aクラス 「A180の試乗車をレンタル」のユーザーレビュー

parl-siro parl-siroさん

メルセデス・ベンツ Aクラス

グレード:A180 AMG スタイル_RHD(DCT_1.6) 2017年式

乗車形式:レンタカー

評価

3

走行性能
3
乗り心地
3
燃費
-
デザイン
4
積載性
3
価格
3

A180の試乗車をレンタル

2018.8.6

総評
車検期間中の代車として160kmほど使用。

本年4月登録、走行1,000km強のまだ新車香が残る状態。

メルセデスのエントリーモデルでありつつもCセグメントではプレミアム寄りという、何とも難しい課題への回答が、この3代目Aクラスとその兄弟車達でしたが、先代までとは様相が一変し、激戦区のこのセグメントの一角に喰い込むことに成功しました。登場当初はその激変ぶりに賛否が分かれたと記憶していますが、今ではその方向性を否定することはできないと思います。
元来の出自は実用車であるはずの5ドアハッチバックがスポーティを前面に出して訴求するのには、やや異論もありますが、今の主流に沿っているのも事実。日本車の同セグメントのハッチバック達もこのAクラスの商品力から学んだ部分があるのではないかと想像するところです。

この一族の中から実利優先で選ぶなら、ルームスペースが広く、車高の高さのネガも少ないB180に一票ですが、カッコ優先でこちらという意見には反対せずということで、おすすめ度は★三つ。
満足している点
安全・安心に大きく寄与する、優秀なレーダーセーフティ。

最小回転半径とミラーtoミラーの小ささは、取り回しのし易さに貢献。一見デザイン優先ながらも、メルセデスの哲学(?)は未だ健在。

ベーシックパッケージ非装着ということで、マニュアルエアコンでしたが、外気温35度+熱射の中でも能力的にはまだまだ余裕あり。コンフォートモードは、アイドリングストップよりも空調優先のため、快適に乗ることができます。
不満な点
トーボードが近いのか、あるいはオフセットを嫌ったのか、ペダル類が若干手前寄り。ステアリングはテレスコで補正できても、インパネやスイッチ類との配置に対して、やや後ろ寄りに座らせられる印象あり。この点は、アップライトなポジションとなるBクラスの方が違和感が少なく。

低い方がカッコイイと言えども、最低地上高100mmともなると、傾斜や段差で気遣うこと数度。
デザイン

4

ワイドタイヤ&大径ホイール(225/40R18)にAMGスタイリングパッケージの組合せは、スポーティな5ドアを解り易く演出。そのスタイリングは、年数の経過を感じさせず、年代問わずで小洒落た雰囲気を演出。



内装もセグメント内では高級を感じるデザインで、上位セグメントからの移行でも充分対応できるものに映ります。
走行性能

3

意外と重い1,440kgの車体を引っ張るのは、122PS&20.4kg・mのエンジンに7速DCTの組合せ。トルコンを持たないDCTはその機構からして、微速・低速は苦手。変速自体は速く、そのダイレクト感はブーストが係った中速以上では好印象。勇ましそうな見た目からすると、全般的にかなり大人しい感は拭えず。

ホイールベース2,700mmのFFかつ225/40R18のタイヤという条件ながらも最小回転半径5.1m。メルセデスの良き伝統で取回しは良。

シフトや各種スイッチの配置は、メルセデス様式。世代が古い分、私的には操作がし易く。
乗り心地

3

40扁平タイヤ(Conti Sports Contact5)がロードノイズ・ダイレクト感等、良くも悪くも乗り味の大半を支配。それでも、初期型A180sportsの記憶からすると、乗り心地は改善された感はアリ。ランフラットの廃止が効いているか、あるいはボディ・足回りの熟成が進んだか。



フロントシートは、一体型ヘッドレストにデザイン優先の感はありつつも、調整量や座面が大きく、サポートも優れる。座面(特に後ろ側)のクッションは増量を要望。


リヤシートは、閉鎖感が強く、スペース的にも大人の常用には適さず。Bクラスがあるため、ある程度見切った設計と見受けました。
積載性

3

5ドアハッチバックのラゲッジ容量としては、これぐらいで十分と判断。スクエアな形状はデッドスペースも少なく、リヤシートを倒せば容量追加も可能。
素でのラゲッジ容量がさらに必要であれば、これまた他クラスをどうぞと言えるのが、このシリーズの強み。
燃費

-

都内を中心に平均時速20km/h以下での移動、さらにこの暑さによりアイドリングストップがほぼ効かずの状態ともなると、約8.5km/Lの数値は参考値に過ぎず。
以前に乗ったB180の経験からすると、郊外・長距離では大きく伸びるはず。
価格

3

A180AMGスタイル(351万円)に、レーダーセーフティ(20.1万円)、ナビ・VICS・ETC(20.52万円)、メタリックペイント(6.8万円)が追加された仕様でした。

登場後6年近くが経過し、本国では既に新型が登場済とあっては、在庫台数が余剰気味らしく、デモ・リース・レンタル等への積極展開が目立ちます。300スタートで、積み上げると400をも超える新車価格はさすがに割高な感が強いですが、値引きはかなりの幅のはずであり、さらにこれまた台数の多いデモカー上がりともなると、オプション多数付でも300以下の表示価格となりますので、考え方次第ではお買い得。
故障経験
なし
末期モデルは相対的に安心のはず。

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