マツダ ベリーサ 「ベリーサは数あるコンパクトカーの中で、カ...」のユーザーレビュー

ベリーサは数あるコンパクトカーの中で、カ...

2007.11.5

総評

ベリーサは数あるコンパクトカーの中で、カタログデータ／スペックや話題の華やかさでは決してナンバーワンの車ではありません。

この車はスタイルと雰囲気のよさで十分に『買い』だと思います。購入後にオーナーからかわいがられ、大事にされることにおいてはＮｏ．１の車ではないでしょうか。車以外の楽しみが増え、車が単なる道具として見られる傾向が強い今、このように愛着がもてるベリーサは貴重な存在です。

先代デミオをベースにした『寄せ集め』等の酷評もありますが、いい所を集めてこれだけお洒落な車が安く買えるのであれば逆に嬉しい事です。他のメーカーにも『寄せ集め』はたくさん存在します。マツダという決して大きくないメーカーは、戦略的にもうまく活用して良い手法だと思います。自動車評論家の人たちの非日常的レポート、チョイ乗りレポートに惑わされず、興味がある人はまず実車を見て乗って、検討してみても損はしないと思います。

我が家は、家内がRVRからの乗り換えで、Ｓ社のＳ・Ｎ社のＮ・Ｍ社のＣなどと比較検討しました。Ｔ社のＶ・Ｈ社のＦなどは初めからパスしました。Ｎ社のノ○トについては、ＣＶＴの出来の良さ・街中での質感の高い走りには舌を巻かされました。ＣＶＴもここまで来ていたのかと。しかし、快適性は劣っても個人的には４速ＡＴの方が感性に響いて良しと、むしろポジティブにとらえ、購入に至りました。

いくつかのレポートにある『２速が遠い』は、踏み方で解決できるように思います。燃費もアクセルの踏み方で（どの車も）ものすごく変わります。

サイドブレーキはやや引きにくいですが、駐車時のみの使用ですから殆ど問題ありません。肘掛があるほうが良いです。

左後方はピラーが太く、プライバシーガラスも入っているため、夜はみづらいです。バックの時は、事前に後方確認しましょう^^　取り回しは良いです。（我が家は念のためバックモニターつけました）^^

来年、ベリーサはフルモデルチェンジします。全体のフォルムは受け継ぐようですがフェイスリフトされ、やや旧イストっぽい感じになるのでしょうか。マツダには今のコンセプトを熟成し、大切に作りつづけて欲しいです。今のモデル、十分に気に入っていますが、次もいい感じで進化していればまたベリーサを考えたいですね。

結論、おしゃれなタウンスモールとしてはワク

満足している点

◎　スタイル。ベリーサの周りを１周してどの角度からみても破綻がない。最近の多くの日本車には見られないしっかりとしたデザイン性が感じられる。優れモノだと思う。他社（車）の安っぽくしかもくどいデザインには辟易していた。スタイルはそれぞれの好みだと思うが、車を購入する要素としては大きい。ベリーサのスタイルに惹かれた人は買って後悔しないだろう。全体としては平滑な面構成のため、洗車も楽である。

◎　シックで品の良い内装デザイン。材質的には高級素材が使われているわけではないが、コンパクトクラスとしては安っぽさを感じさせない。ピアノ・ブラックのセンターパネルは高級感あり。

◎　室内の広さ。特に前後長。後席に座ると実感する。

◎　ボンネットを開けるとそこにあるストラットタワーバー。価格的にそれほど高額なものではないが、ある・無しで大違い。得した気分である。

◎　二重シーリングと４ｍｍのガラス。静かさと落ち着き感の演出に一役買っている。

◎　きれいで視認性の良いブラックアウトメーター。

◎　デミオベースだから出来たとはいえ、見えないところにきちんとコストをかけている点。

不満な点

この車のセグメント、価格などを考えれば大きな不満点はありませんが敢えて言うなら、

シートが硬い。自ら運転している場合は良いが、リクライニングなどの調節がきかない後席で長時間座っているとお尻にきます^^自分が乗っているボルボのシートが特に秀逸なのでそう感じるのかも知れません。

５５扁平・Ｖ規格のタイヤはベリーサの性格を考えるとどうでしょうか。６５扁平くらいのほうが適していると思われる。

エンジンとＡＴ。設計の古さから来るやや粗雑な感じは否めないでしょう。

くり返しますが、それほどの不満ではありません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験