マツダ ベリーサ 「やはりデミオベースだが気に入れば 評価は厳密には星３個半。それまで20年近く、新車のペルソナ、中古のカペラと乗り継ぎ、マツダのまじめな車作りは納得して」のユーザーレビュー

やはりデミオベースだが気に入れば 評価は厳密には星３個半。それまで20年近く、新車のペルソナ、中古のカペラと乗り継ぎ、マツダのまじめな車作りは納得して

2008.11.27

総評

やはりデミオベースだが気に入れば
評価は厳密には星３個半。それまで20年近く、新車のペルソナ、中古のカペラと乗り継ぎ、マツダのまじめな車作りは納得していた。中古のアテンザを探してディーラーを覗いた時に試乗を勧められて乗ってみたのが運の尽き（？）運転席周りの感じをほめたら即見積もり（とはいえ押しの強い売込みはなく、むしろ好感を持った）。思ったより値引きがよく、限定モデル最後のメーカー在庫という言葉も効いて契約してしまった。他のメーカーの車は全く試乗していないのであくまでもイメージでしかないが、最近高級車も含めて正味の雰囲気で選べる車がなくなっている中、出色のモデルだと思う。基本的に若向きには作られていないので自宅から50ｋｍぐらいを落ち着いて運転したい人向け。以前のペルソナやバブルに乗り遅れた初代ミレーニアもよかったが、マツダももう少し余裕があればもっとこういうスペシャルティを出すポテンシャルはあるのになあ、と惜しむものである。

満足している点

他のレビューでも出て来るのがレトロなヨーロッパ風の外観。これが購入へのキーポイントになると思われる。色はやや地味なハイランドグリーンだが晴れの日は素晴らしく映える。実用的には背高なフォルムがもたらす乗降性のよさ。座高の高い私は、最近のセダンでは運転席への乗り降りもかなり頭を傾けないとつかえるが、ベリーサではシート高を最大にしても余裕でクリア。夫婦二人になった年配の方が大型セダンから乗り換えるというのもうなづける。加えて定評のあるマツダのシートの硬さ。腰痛もちの私たちにはありがたい。運転席周りのゆとりも長所といえばいえる。また、自宅付近はすれ違いが出来ないほど狭い道路が多いので、前後の見切りがしやすくセダンに較べ取り回しが楽。あと、自分では気付かなかったが、近所の人が「静かな車ですね」といっていた。

不満な点

高速道や整備された路面では水準の走りは見せるが、一番は燃費。急坂の多い地形だが、1800ccのカペラで７－８㌔は走っていたので、カタログから12㌔は軽いと期待していたのに９㌔が厳しい時もある。とはいえ普段自宅から５㌔内外の買い物用での話。二番目は乗り心地の悪さ。後から大きなボディを乗せたため重心が高いのか、少しの路面の凹凸も忠実に（？）伝えてくれる。三番目はATのシフトタイミング。ベース車の性格からくるものと思うが、坂道ではなかなか上のギアにならず、騒音も気になるし燃費の悪さにもつながっていると思う。厳しいようだが、見た目で決めると後からやや気になるところではある。また、限定車のグレーの本皮シートはすわり心地がもう一つで結構汚れやすい。選べるならファブリックのほうがよいかもしれない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験