ニックネーム非公開さん
マツダ ベリーサ
グレード:L_4WD(AT_1.5)
2006年式
乗車形式:マイカー
5年乗った率直な感想です。
良い意味でも悪い意味でも個性的な車です。
周りの女性にはとても受けが良かったし、小さな高級車と言われたこともありまし
2011.2.13
- 総評
- 5年乗った率直な感想です。
良い意味でも悪い意味でも個性的な車です。
周りの女性にはとても受けが良かったし、小さな高級車と言われたこともありました。
そして以下のように良い点も多くありましたが、最終的に不満な点に耐えられなくなり、手放すことになりました。
でも全て分かった上でベリーサそのものを気に入っていれば、いつまでも満足して乗れる一台だと思います。
- 満足している点
- ・デザインが良い。
特に斜め後ろからのラインやフロントライトの造形は美しいと思う。
・「オリーブグレーメタリック」は他車に無いカラーで、お洒落で上品で最高に気に入っていました。汚れも目立ちにくい(^^;)。
・他の方が言われるようにシートは素晴らしい。(ハーフレザー仕様)
室内空間のかなりの部分をシートが占めていると感じるほど十分な大きさで、適度な堅さがありランバーサポートも程良く長距離でも疲れない。肘掛けも横幅があるので本当に楽に運転できました。
・小回りが利く。
やはり最小回転半径が5mを切ると、スーパーの駐車場などの取り回しがとても楽です。
・ハンドリングとサスペンションが良い。
山の上に住んでいるのでくねくねした道を毎日上り下りするが、HOLDモードできびきび走り、他車に追い付かれたことなく追いつけなかったこともない。急カーブでもタイヤが鳴らない。特に厳つい顔の1BOX車が直線道路でどんなに煽ってきても、頻繁にハンドルを切る上りに入ったら全く付いて来られない。思った通りにすっと曲がり、車は素人ですが「ハンドリングが良い」というのはこういうことだったのかとこの車で初めて理解できました。妻のトヨタ車と比較してもはっきり分かりました。
・前のドアの閉まる音が「バムッ」と高級です。
・フロントガラスがきちんと立っているので、他のコンパクトカーと比べて圧迫感がない。
・車から遠ざかると自動的にロックするスマートキー
・購入時の値引きは40万円ほどで、さすがマツダという感じでした。
- 不満な点
- ・燃費が悪い
4WDでもカタログ上では17km以上ですが大嘘で、高速80kmでやっと15km、街乗りでは良くて11km、普通に走って10km前半、満タンで400km少し、これが現実でした。1800ccのカローラでも13km以上走ります。
・1速を引っ張りすぎる。
長い上り坂ではいつまで経ってもシフトアップせず、やむなくアクセルを緩めるかHOLDモードにしてシフトアップし、挙げ句の果てに後続車に煽られそのたびに惨めな気分になりました。本当に坂道が苦手です。
妻のトヨタ車を含め、今まで乗った車で坂道を意識したことはありません。代車で乗った先代デミオの4ATは何の問題も無かったです。
発売して何年も経ち、皆が散々書き込みしているのになぜ修正しないのかマツダの姿勢を疑いたくなります。
・後ろ足が硬すぎる。
ちょっとした段差や繋ぎ目でガタガタッとすごい音がします。カーブでは粘ってくれるのでこの車格では仕方ないのでしょうか。
・Aピラーが太すぎ右から来る歩行者が完全に隠れて、数回ヒヤッとしました。
・窓が高すぎ駐車券を取りづらい。
・サイドミラーが小さすぎ、バックの時にスーパーの駐車場のラインが顔を上げても見えない。
・バックカメラの中心線が実際とずれている。
・ディーラーオプションのパナのHDナビで、HDに録音したmp3を再生中にエンジンを切ると、常にその曲の最初から再生する。数分で行ける近場の店を何軒も回ると、同じ曲ばかり聴くはめになる。
・レインセンサーワイパーが使い物にならない。
とにかく感度がニブイ。感度調整ダイヤルが全く働かない。ディーラーで点検するも異常なしとのこと。
特に小雨の時はピクリとも動かないし、その後思い出したように数回動き、次はいつ動くかと息を詰めている状態が続きとても精神的に疲れる。雨のドライブが苦痛でした。また手放す半年位前から動き出すと止まらなくなった。コンセプトはよいが、技術が全く付いて行っていない印象。
やはり自分で間欠時間を変えられ、その間隔で忠実に動く一般のワイパーが今のところ最善とつくづく思いました。車検予約時に通常の時間調整式のタイプには技術的に換えられないと言われ、ついに買い換えを決意しました。
今はプ○ウスですが、上記不満点が全て解消されました。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験