RX-8の中古車って台数が多くて値段も100万以下と安く売られてるのも多いですが、やはりロータリーエンジンのめんどくささや壊れやすさが原因ですか？

Question

エンジンかけてすぐ走ると壊れる、10万キロ走るとOH、低回転域を常用しちゃいけない、アメ車みたいに油垂れ流しのような燃費など...
数少ない4人乗せて走られるスポーツカーなのですごく気になってはいます

Answer 1

はじめまして。

私はRX-8の後期型に乗っています。

2011年時点、中古の2008年式の最上位グレードRS、走行１万キロ程度、メーカーオプションのHDDナビ、純正BOSE等の仕様でコミコミ290万程度で購入しました。当時はまだ新車がありましたので、そこからの価格落ちはざっと100万程度ということになるでしょうか。ロータリーエンジンは手組みされる贅沢なエンジンですが、それゆえに多少アタりのついている少走行、高年式の中古車が安パイかと思い購入いたしました。

しかし、この時点で前期型の車両をみれば、すでに本体価格で50万前後の車両が出ていました。つまり同じ車種で、200万程の差が存在していたのです。それは現在も同じで、最終限定のSPIRIT Rの少走行車であれば、2012年から７年落ちしていますが、本体価格で新車時本体価格と同等の300万くらいのものもあります。

冷静に考えて欲しいのですが、RX-8の前期型は、2003年（16年前）から300万以下で販売されていたのです。そして車が一番売れるのは販売直後です。最盛期の2004年には世界で6万台売り上げたそうですが、事実、モデル末期の日本における月販平均はわずか90台くらいでした。つまり、現在中古車市場に最も溢れているのは、2003年～2005、6年くらいのもののはずです。通常の中古車市場の趨勢を考えれば、100万どころか、50万以下の車両がゴロゴロしていて不思議ではないでしょう。

同価格帯のスポーツカーで言えば、現時点で2012年式の前期型86で走行10万キロを超えているような車両は、AT仕様など既に100万を切っているものもあります。この価格が8と同じように15年以上たったらどうなるかは目に見えていますよね？？誤解しないで頂きたいのですが、86試乗しましたし、楽しくていい車だと思っていますよ。だけど、スポーツカーだろうが車は車。年数がたてば、スカイラインGT-Rなどのプレミアムモデルでない限り、市場価値が落ちるのは当然という話です。

ロータリーエンジンがデリケートなことは認めますが、スポーツカーであれば、オイルメンテなどをしっかりしなければ、スペックダウンするのは当たり前です。それは8や7に限った話ではありません。そして、安いというのは決して悪いことではありません。真のロータリーファンには、最初からオーバーホールをして自分仕様で楽しみたいという猛者達がいます。そういった人達には、ベース車両が安く手に入ってチューニング代が浮くなんて願ってもいない話えしょう。

かく言う私も、気づけば新品のエンジンに乗せ換えていました。10万キロ突破時点でも圧縮は十分な数値が出ていましたが、ディーラーの方に今なら新品のエンジンがまだ手に入るとそそのかされ、やってしましました。笑

実を言えば、最初はクーペ(厳密には4ドアですが)、6MT、FR、４人がしっかり乗れるという条件に当てはまり、手ごろな車両が出てきたというだけで購入したので、ここまではまるとは思いませんでした。そんな私でも気づけば13万キロも飽きずに乗っています。パワーはそんなにないですが、軽量でスポーツカーとしても楽しいですし、大人が４人乗れるだけでなく、トランクにスーツケース３つ同時でも詰め、旅行等も苦になりません。何気にRJCカーオブザイヤーも受賞していますし、非常に魅力的な車だと思いますよ。

もちろん、修理歴のある車両や過走行すぎる車両はおススメ出来ませんが、それも8に限った話ではないです。どんな車も10万キロあたりで多くの部品交換が必要になりますから。

もし、購入を検討されているなら、変に警戒感を抱かずに、まずは中古車屋やディーラーをのぞいてみてはいかがですか？？今ならまだ状態の良い車両も結構出回っていることでしょうし。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました

Answer 2

RX-8自体は思ってるよりは丈夫ですし、10万km超えたってOHしなくても平気な場合が多いですよ。
ただもしオイル交換とかサボってオイルが劣化したまま乗っていたり、オーバーレブしたりしてエンジンの中で異常があればローターもハウジングも傷ついて再使用不可になるからお金がかかってしまう。
普通のエンジンみたいにボーリングして少し大きいピストン使えば再使用できるとかじゃなくまるごと交換・・
だから前歴がはっきりしない場合は距離で見てOH必須になってしまう。
それで40万とか60万ぐらいかかるので古い年式の車体は安いんでしょう。
圧縮抜けてもパワーが無くなるだけで動かないわけでもないですけどね。
それよりプラグやコイルが逝かれて止まるほうが多いし・・それもレシプロエンジンよりは長持ちはしないけど。

燃費は悪い。NAとは思えない悪さ。普通にリッター5とか6km、飛ばせばもっとひどい。
そのへん気にするなら100万以下だからで買っちゃいけない。
シビックRとかインテグラRを買うべきですよ。飛ばさなければ普通にリッター10km超えるから。

Answer 3

RX-8の年式をよく見てみましょう。

タマが多いのは、型式がLA-SE3PとなるⅠ型、2003〜04年式です。

それ以降は、基本的には、年式が新しくなるほど、タマが減ります。

例外は生産年が2011〜12となるスピリットRです。
このモデルは限定2000台で、直前の販売台数より圧倒的に多いです。

この辺りをよくチェックすると、状態の良いタマは、意外と安くないのが判ります。

Answer 4

RX-8は総額+整備オーバーホール費含100万が本当の支払総額と見ておけばまぁ買えるかも。80万の車でも180万あれば大丈夫でしょう。こんな感じ。

Answer 5

新車当時試乗した事がありますが、ハンドリングとかボディの剛性感とか凄くいいですよ。多少の不具合があろうが１００万円以内であの操作性が得られるのならいいか、と思えますけどね。

Answer 6

自分は今年初期型の10万キロオーバーの車体を購入しました。
今のところ不具合はないですね。

Answer 7

OH以外は全部嘘です。
こういう嘘が信じられているうちは、次のロータリーはありません。

Answer 8

8さんの初期モデルは、欠陥を抱えているのでリーズナブルですが、
マツダ好きも、と言うか、マツダ好きだからこそおススメはしていませんが、
後期では解消されています。

後期は、良い車体だと高いです。

私も、なんの欠陥かはイマイチ掴みきれていませんが、有名な話です。

Answer 9

8と7の違いは、スポーティールックの普通の車と、スポーツカーに近い、普通に使える車の違いです。

動力性能は圧倒的に7に軍配が挙がります。

13B型ロータリーエンジンの1室の排気量は、約650ccで1ローターに3室有り、前後2ローターですから6室有ります。

じゃあ、650×6かと言うと、そうでは有りません。

ローター一回転で、エキセントリックシャフトは3回転します。

なので、一回転では約1300ccです。

でも、レシプロ4ストロークエンジンは、2回転で全てのシリンダーが爆発しますので、ロータリーエンジンは、レシプロ4ストロークエンジンの倍の燃焼が有る事に為ります。

昔のバイクレースでは、同じ排気量でも倍の燃焼が有る2ストロークエンジンが、圧倒して居ましたね。

で、ターボ付きですから、燃費と環境への配慮から、7の当時としては圧倒的なパワーに比べ、かなり御し易い8のパワーなら、他の車と変わり有りませんね。

なので、人気が無いのですよ。

Answer 10

まぁどう頑張ってもガチのスポーツカーに全て勝てませんからね。
そういう意味でも中途半端な車です。ロータリーは約1300cc位と小排気量なのでターボがついててなんぼです。

エンジン本体もエコを意識してしまったのかパワーが出しにくい形状です。

あとスポーツカーではなく分類的にはスポーティーカーです。つまりスポーツカーの香りがする普通車です。

7の改良エンジンでタービンをもうちょっと大型化して純正320馬力、ブーストアップで360馬力位が狙えるようなのを新車出したら売れると思います。

Answer 11

＞RX-8の中古車って台数が多くて値段も100万以下と安く売られてるのも多いですが、やはりロータリーエンジンのめんどくささや壊れやすさが原因ですか？

RX-8自体がロータリー搭載していても、RX-7に搭載されていたターボ搭載ではありませんから、加速は中途半端な車になります。

中途半端なパワーしか無いのに、燃費は若干良くなった程度で街乗りで６〜７km/L程しか走りません。

正直、RX-7迄を知っているオーナーなら欲しがらない車になります。

そうなると、利用者自体がメンテがいい加減だったりして１０万キロを越えたら故障が出たり色々「面倒な中古車」なんですから値段も安いんです。

排ガスの問題でRX-7は作れなくなりましたが、もし！再販されたら新車で買うかもしれませんが、RX-8の復刻なら買いません。