マツダ デミオ 「街中でスポーティーな走りを楽しみたいという方は13Sなど他のグレードをお薦めします。ほぼノーマルで乗ろうと思ったら、1.3Lの特にMTが一番バランスが」のユーザーレビュー

街中でスポーティーな走りを楽しみたいという方は13Sなど他のグレードをお薦めします。ほぼノーマルで乗ろうと思ったら、1.3Lの特にMTが一番バランスが

2010.4.28

総評

街中でスポーティーな走りを楽しみたいという方は13Sなど他のグレードをお薦めします。ほぼノーマルで乗ろうと思ったら、1.3Lの特にMTが一番バランスが良い。このSPORTというグレードはあくまでチューニング用のベースカーです。ちょっと気合いを入れた使い方をしようとすると、見た目も走りも不満点が湧き出します。

しょぼいマフラー・タイヤハウスの異常な隙間・SPORTできないシート・タッチの悪いブレーキ・街中で突っ張ってワインディングでは柔らかすぎる足回りなど。それぞれ社外品に変えないと満足は出来ないでしょう。

逆の見方をすると、これらのパーツはコストカットされているわけだから、大幅値引きをしてもらって、自分好みのライトチューンして乗るのが正しい車ということです。サーキット走行まで視野に入れたチューニングのベースカーとしては良い車です。それにしてもコストカット分は数万円程度だと思われるのに、それを元に戻すのには数十万円かかるのだから、町乗りオンリーの私には荷が重すぎました。それでも20数万円も注ぎ込んだ・・。

DYデミオもRX-8も非常によい出来だったので、内装や装備が多少チープでも走りは満足できるだろうと期待していたのに、全く裏切られた形。マツダは日本市場で頑張ることを諦めてしまったのでしょう。値引き分をコストカットでどれだけ確保できるか、見た目をどれだけオシャレに見せるかが、Mazda2をマツダデミオという国内モデルにするに当たっての開発コンセプトだったのではないでしょうか？

昔も言われていましたが、ロータリーとロードスター以外のマツダ車はまた選びにくくなりましたね。日本のユーザーを無視しているのはマツダだけじゃないのが、私のような普通よりちょっと上くらいの車好きにはツライ所ですね(^^;)　レカロも車高調も敷居が高すぎる。

＊ロードスターに乗り換えるに当たっての最終＆再評価です。

満足している点

○このクラスでは世界でもトップレベルのデザイン
（マツダのデザインがプジョーと同じ路線をたどっていること、車自体ではサイドが切り上がり過ぎで後下部がボテッとしていることが残念。デザイン上大事なアクセントであるはずのリアフォグがメクラなのもいただけないですね。）

○ブリリアントブラックの陰影が艶めかしいボディと
社外ホイールのブラックポリッシュが異様なくらい似合う(笑)

○インチダウンすれば、なかなか軽快なハンドリング。

○好きなパーツを選ぶ楽しみがある。

不満な点

×SPORTなのにホールドせず滑りやすいシート
（車は弱アンダー、人はドアンダー）

×カタログを飾るためだけの使えない収納

×撥水ガラスと抱き合わせのくせに、
撥水ガラスだと感度が悪過ぎるオートワイパー

×低速域でスッキリ走れないCVTの制御
（アクセラ1.5CVTの方が軽快で自然）

×低中速域でピョコピョコ跳ねる安っぽい足回り

×後席はおまけ。空間があるというだけで快適性は皆無。

×いらない装備が抱き合わせで、欲しいオプションは設定さえない。

×町乗りでの燃費があまり伸びない。

×コールドスタートからの2-3kmはまともに走らない。

×視界が意外と悪い。死角も多い。RX-8から乗り換えても見やすくなったと思わなかった。

そして、これが乗り換えた理由。
日本のユーザーから完全に背を向けたマツダの開発姿勢！！

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験