マツダ デミオ 「とにかく、前のクルマ（初代）と比べると不...」のユーザーレビュー

とにかく、前のクルマ（初代）と比べると不...

2005.10.30

総評

とにかく、前のクルマ（初代）と比べると不満な点はかなり少ない。今のところ良い点ばかりが感じられます。
購入にあたっては、自分にとってのライバル車としては、ＨフィットとＮノートがありましたが、Ｈはcarviewなどネットの評判とＦＭＣかなり近いということで試乗すらしていません。Ｎは値段的・サイズ的・イメージ的にも最大のライバルと思っていたのですが、試乗ではＰブレーキが足踏み式でフットスペースが非常に窮屈であるのと、リアシートがリクライニングすらできないのが最大のマイナスとなり、結局、ＦＭＣ＋ＭＣでよいところばかり印象に残ったデミオを選択しました。この選択は、性能・機能・スタイル・装備・価格（値引き後）のいずれをとっても最良のものであったと確信しています。
余談ですが、先に触れた昨年の中越大震災に遭遇したとき、先代デミオの「フルフラットシート」のおかげで何日か車中泊を快適に過ごせました。このクラスのなかで唯一であったこの機能が、ＭＣ後も受け継がれていたこともデミオを選んだ理由のひとつとなっています。
クルマは走るだけのものではありません。震災を経験して実感しましたが、イザというときは居住空間として使われることも想定したクルマ選びをおすすめします。（ミニバンなど大きなものがよいということではありません）
要は自分（家族）の要求する機能・性能にあったクルマ、プラス趣味的要素やスタイルとコストパフォーマンスとのバランスでクルマ選びをされてはいかがかと思います。
生活者からの視点での選択は、このクルマを選んで大正解、という総評です。

満足している点

初代デミオ（ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾐﾆﾜｺﾞﾝ）からの乗り換えです。世代が変わり、しかもＭＣ後ですから、当然多くの点で良くなりました。いわゆる「正常進化」とでもいうのでしょうか。
クルマを趣味とするわけではなく、”走り”にこだわるのでもありませんが、スタイルや装備の点でＳＰＯＲＴを選びました。
特によいと思ったのは、乗りごごちというか、路面のデコボコや段差をよく吸収しているな、という感覚が前車に比べ格段に感じられます。標準装備の扁平率45のタイヤでコレですから、やはり評判のどおり、足まわりやクルマ全体の剛性が格段に上がっていることが実感できます。
月イチくらいで関越道を往復６００キロほど走りますが、関越は昨年の中越大震災の影響で、まる１年を過ぎた今も復旧途中で、通常の高速では考えられないほどのデコボコ・段差・うねり・路面の荒れ等がいまだにあります。
納車日の翌日にこんな道を走ったのですが、疲れ方がまったく違い、どっしりとした（車重ではなく）安心感を強く感じました。また、加速・巡航のパワーも十分で、前車では３速に落とさなければ平地の巡航速度を下回っていた群馬－新潟県境の長い登り勾配も、ややアクセルを開けるだけで４速のまま速度を落とさず走ることができました。前車がサンルーフ付きだったので、車重のやや増した現車とほぼ同じため、エンジンパワーの向上を体感できたのかも。
いずれにしても、乗り心地・走行性は格段に向上、また、ボディサイズもほぼ同じため車両感覚も変わらず、前後・斜め左右の視界も先代とおなじく良好なため、納車２週間ほどの現在は良いところが強く感じられます。

不満な点

走行７００キロ、高速ほぼ９０％で燃費１３．５キロ。エンジンが慣れてくれば燃費が上がると聞きますが、先代は１８キロ／Ｌくらいは走った気がします。－これが不満な点。
また、ＳＰＯＲＴに標準装備の１６Ｒ／１９５／４５は、特に乗り心地が硬いという印象はないのですが、磨耗時のタイヤ交換やスタッドレスへの交換のことを考えると少々値段が高い。－走りにこだわるわけではなく、”ファミリーカー”プラスアルファの感覚でこのクルマを選んだ身にとってはマイナス要素となります。
それから、購入時に気になった点。（メーカー）オプションは、オプション項目がいくつかパッケージになったものを選ぶのですが、大雑把過ぎます。アームレストを付けたかったのですが、不要なものもいっしょに付けなくてならないので、あきらめました。（これは他メーカーでも似たようなもの？）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験