マツダ デミオ 「なんちゃってホットハッチ」のユーザーレビュー

なんちゃってホットハッチ

2024.1.23

総評

1.5Lの標準車から、エンジンには手を加えず若干のボディ補強と専用外装、サスペンション、ブレーキを装備した「なんちゃってホットハッチ」です。
国産コンパクトのホットモデルも少なくなったので、今となっては貴重な存在ですね。

満足している点

デザインが良い。今見てもあまり古さは感じません。
前期型スポルトはバンパー含め専用デザインなので、他の同型車と差別化できます。

不満な点

巷でも言われていますが、DEデミオのMT車はクラッチミートポイントが分かりづらく、ややエンストを起こしやすいです。慣れの問題ではありますが…

デザイン

5

2024年の今見てもあまり古さは感じません。
マツダのデザイン言語では既に2世代くらい前なので、古いことは間違いないのですが、その辺りは流石というか。
2007年当時は国産コンパクトとしては欧州寄りの珍しいスタイルで話題になりましたが、今は時代が追いついた感じですかね。
ただ、内装は当時から見ても安っぽいです(笑)

走行性能

4

普段ターボのスイフトスポーツに乗ってるので、たまに乗ると自然吸気のレスポンスの良さは最高です。スイスポもターボ車としてはレスポンス良い方ですが、自然吸気には勝てません。

乗り心地

3

スポルトなのでサスペンションは若干硬めですが、元がコンパクトカーなので気になるほどではないです。

積載性

2

今では普通ですが、新車当時は国産コンパクトでも積めない方だったと思ってます。
初代デミオの使い勝手が恋しくなります。

燃費

3

燃費計がついていないので正確には難しいですが、普通に走っても15km/L切るくらいは(多分)走ります。
車重が1トンピッタリで軽めなのが効いてます。

価格

3

当時の新車価格は158万円。
今のマツダ2スポルトはAT車で208万。
装備や物価、質感の差を考えると現行型の方がコストパフォーマンスはいいと思います。
2000年代のマツダ車なのでリセールは期待できません。

故障経験

流石に15年10万キロを超えたので、ミラーが壊れたりと経年による電装系の弱りはありますが、その他はノントラブルです。この辺りちゃんと国産車。