マツダ デミオ 「マツダ・デミオ13C（ガソリンAT）　半日試乗　」のユーザーレビュー

マツダ・デミオ13C（ガソリンAT）　半日試乗　

2020.5.9

総評

このデミオには何度も興味を持っているが、狭い車は過去に痛い目に遭っているから手を出せず終いだった。
現在はマツダ２に変わったが、まだデミオとしてレンタカーがあるうちにこの度じっくり乗ってみたくなって半日借りた。

デザインは良く、廉価グレードにもかかわらず走りも楽しく満足度が高くて途中までは良かったが、残念ながら乗り換えたいという気持ちまでは行かなかった。
今の自分に響くものが少なかったともいえるが、性能よりもパッケージング、室内空間の問題かもしれない。
総じてレベルが高く良くできた車だと思うが、ネガな部分もいくつかるので、走りを楽しみたい時の為にセカンドカーとして欲しいというのが正直なところ。

満足している点

良く曲がる足回り、気持ちいいエンジン音（加速音）、気持ちよくシフトアップするAT、このサイズでうまくまとめている魂動デザインはカッコカワイイ。

不満な点

（運転席）長時間乗っているとやっぱり狭く感じた。これは慣れとか好みとかもあると思う。

デザイン

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走行性能

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【エンジン】排気量は1.3だがアクセルを踏んだ分気持ちよく伸びるので不足は感じない。
坂道では場合により不足感があるかもしれないが個人的には不足を感じなかった。

【ハンドリング】クイックでリニアな反応は気持ちいい。コーナリングはコンパクトカーの廉価グレードとは思えないほど良い脚回りで爽快！
バックする時にもクイックで嬉しかった。

【ブレーキ】踏んだ分だけ減速する良いタイプ。カックンでは無い。よくできていると思う。

【AT】借りたグレードは廉価グレードだが、ちゃんと6ATだった。しかもマニュアルモードも付いているので恐らく上位グレードと同じだと思う。
普通のDモードのシフトアップは心地よく、マニュアルモードは意識すればMTさながらの感覚が味わえる。

乗り心地

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【乗り心地】タイヤは前後とも185/65Ｒ15。乗ってしばらくは思ったほど固くは無い。でも柔かいわけではないと思ったが長時間乗ってみると、もうちょっと柔かいほうがいいかもしれないと思った。（これは個人の好みや慣れもあるだろう）
しかし、コーナリングを責めた時はかなり楽しく、コンパクトカーの中ではレベルが高いと思った。ここはデミオの大きなポイント。

【シート】年次改良やグレードでも品質が違うかもしれないが、乗った車はちょうど良い固さで不満は無かった。サイドのサポートもゆったり幅はあるがきちんと張り出している。
長時間乗って感じたことは、ヘッドレストが前に出過ぎて苦痛を感じた（これ重要！）
そしてやや腰が痛くなっこと。（慣れもあるし個人差があると思う）

【ドラポジ】展示車に座っただけとか、短時間試乗ではわからない点がどうだかわからない点がわかった。
マツダはドラポジにこだわっているだけあり、左右の足は自然に伸ばせる位置にある。個人差があるだろうけど僕はどちらかといえば足を伸ばしたいのでシートを後ろ気味の位置で、ハンドルのテレスコも一番手前に持ってくれば右足をペダルに置いた状態では（自分の足が）少し曲がるくらい。左足は奥ゆきもあるので伸ばし放題で大満足(^_^)

積載性

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細かくチェックしていないが、他のとおり後席は狭いと思う。ラゲッジも必要最低限だと思う。

燃費

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半日で約120km、割と郊外や山道でストップアンドゴーは少ないものの、それなりにエンジンを回したので燃費が悪いかと思ったが最後にガソリン満タン入れて焼く6.5リットル！
計算すると約18.4ｋｍ/リットル！
これだけ燃費がよければ大満足。

価格

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故障経験

半日なのでさすがに故障無し。