マツダ デミオ 「娘のマツダ愛の原点」のユーザーレビュー

娘のマツダ愛の原点

2019.8.31

総評

何ヶ月かに一度、定期的にレンタカーを利用しているなかで、実はこのクルマは以前から試したくて、今回はわざわざ車種を指名してみた。
以前、先に娘が試乗しており、その高級感やエクステリアに惚れ込んでたことから、かなり興味を持ってたのよね。
結果的には、確かにルックスの良さは今でもライバルへのアドバンテージになると思うけど、楽しく走るとか、実用性とか、マツダに抱いてるイメージからは期待はずれな面も目立ったかな。
マイナーチェンジで「マツダ２」に名前を変えて再スタートしたけど、今回感じたネガが改善されてるなら素晴らしい。
いずれまた乗ってみようと思う。

満足している点

一世代前の魂動デザインながら、やっぱりマツダのデザインは唯一無二のカッコ良さ。
サイズ的に伸びやかさには欠けるけど、コンパクトながら躍動感のあるエクステリアだと思う。
またインテリアもコストはかけてないだろうが、カーボン「風」の化粧板やピアノブラックの通風口といったワンポイントで、うまく質感を向上させている。
ルックスの面では外からも内からも、かなり満足感は高いんじゃないか。

不満な点

最近乗ったマツダ車の元気な走りから、ベーシックモデルにも同じ期待をしてたんだが、案外普通の街乗り用というクルマだった。
これは勝手な自分のイメージ先行ではあったけど、ちょっとロールが大きくてオン・ザ・レールな感覚が乏しかったのは残念。
またこれは他のマツダ車と共通だが、デザイン優先でスペース的な実用性がスポイルされているのも、ファミリーカーとしては問題を感じる。

デザイン

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走行性能

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五人フル乗車での走行もあったけど、エンジンは1.3Lながらストレスなく走れる最低限のパワーはある。
2千回転までのトルクはやや物足らないが、そこそこ悪くないアクセルレスポンスで回転数を上げてくれるし、不快な振動も感じられない。
ハンドリング面ではロールが大きめであり、クイックな切り返しは難しいので、街乗り専用と考えるべきかな。
ロードスターやマツダ3といったハンドリングカーを経験してきて、同じような楽しさがあるかと思ったけど、ここは事前の期待とはかなり違ってたわ。

乗り心地

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リアシートに三人乗車したらやはり窮屈であり、旧型ポロと比較するとスペース的にはあまり褒められたものではない。
大きめにロールする足回りで無理やり曲がろうとすると、リアシートの家族から気分が悪くなると苦情があり、大人しく走るのが一番だと思った（苦笑）。
流して走る分にはまったく問題ないが。

積載性

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トランクルームは同クラスのライバルに比べて、とくに幅がなくてかなり狭いんじゃないか。

燃費

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価格

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故障経験