マツダ デミオ 「真面目に作られた車という印象」のユーザーレビュー

真面目に作られた車という印象

2018.10.3

総評

点数を付けるとしたら総合満足度では90点をつけていい。
毎年着実に商品改良を続けているので、後に購入するユーザーほど満足度は高いかもしれない。
旧型になるオーナーとしては悲しいがメーカーとしてのそういう姿勢は支持したい。

満足している点

内外装の質感およびデザイン。
燃費。
エンジントルク。

不満な点

物入れがほとんど実用的でない。
視界が悪い(最近の車はどれもそうだけど）。
マツダコネクト・純正ナビの使い勝手が非常に悪い。

デザイン

4

内外装デザインと質感に関しては、この世代から業界をリードするといっても過言ではないレベルと評価してる。ボディカラーについても一線を画す。無償色であってもクオリティが高いと思う。

走行性能

4

ディーゼルモデルはとにかく頭が重く、パワステのアシストの味付けも私にはちょっと軽すぎる。ハンドリングの手ごたえが感覚と一致しない。

また、全後重量配分の影響もあるのかロールが大きい(GVCが搭載される前の前期型)。

ハンドリング改善策としてAutoexeのフロントタワーバー、ロアアームバー、センターフロアバー・リアフロアクロスバーを装着すると、乗り心地は固くなったが操安性は別物になった。ノーマルはボディ剛性不足かもと感じる。

乗り心地

4

前席は非常に良い。
車のキャラクター的にも後席はオマケみたいなもの。
タワーバー類の装着で硬くなった乗り味を改善するにはタイヤ周りでの調整が手っ取り早いかと。

積載性

2

デザイン優先の小型ハッチバックで積載性が充実することは無いと思うので決してマイナス評価ではない。
一応後部トランクは普通に使えるが、何せ小物類の収納スペースがほぼ皆無。そこに後で気が付くと実用には困ることがあるかも。

燃費

5

購入以来、基本的には中・長距離中心に利用しているが、トータルの平均燃費は23-24㎞/lは確保していると思う。
郊外ではカタログ燃費も達成できる。燃費に関しては期待通りかそれ以上と評価。

価格

4

ガソリンモデルの方がトータルバランスはよく、お買い得度も高いと思う。ディーゼルは燃費というよりも強力なトルクを活かした走りが気に入った人向けというのが正解かも。

故障経験

何かとリコールが多かったですが(笑)
私個人としてはリコールがある＝メーカー(ディーラー)がシッカリ見てくれると考えるので、必ずしもネガティブ要素とは捉えない。

走行中のトラブルとしてはオートライト(ハイビーム自動切り替え)ぐらいで、特に危険や不便を強いられたことは無い。