マツダ デミオ 「将来が楽しみな技術 近年ハイブリッド、電気自動車等HV車に注目が集まっているとはいえ、 まだまだガソリン車が主流の現在ですが、そのガソリンエンジンの技」のユーザーレビュー

将来が楽しみな技術 近年ハイブリッド、電気自動車等HV車に注目が集まっているとはいえ、 まだまだガソリン車が主流の現在ですが、そのガソリンエンジンの技

2011.7.3

総評

将来が楽しみな技術
近年ハイブリッド、電気自動車等HV車に注目が集まっているとはいえ、
まだまだガソリン車が主流の現在ですが、そのガソリンエンジンの技術をさらに高め
ガソリンエンジンの高効率化を実現したのが近日マツダが押しているスカイアクティブであり
、それを先行的な形で搭載したのが今回試乗したデミオとなります。
今回のMCで追加されたスカイアクティブ搭載のグレードには本命の新エンジンに合わせて
空力パーツ等の細かな変更点があります。
また、今回のスカイアクティブは先行形であり完全形ではありません。(従来のシャーシを使用している為に独特なエキマニが付いていない等)
シャーシ、エンジン、ミッション･･･全てが組み合わされたのがスカイアクティブの完全形となります。

満足している点

やはり一番に挙げるのは燃費です。ディーラーマンの話では渋滞にあまりハマらない市街地を走る形でリッター22～23キロ走るそうです。私が乗った試乗車のメーターではリッター22キロ弱でした。
ただ、純ガソリン車である以上は渋滞に長くハマった場合は電気モーターのみで走行可能なHV車には燃費で大きく差が出るでしょう。
しかし、逆に高速走行において高効率なエンジンを生かしてHV車にも劣らない燃費が期待出来ると思います。また総評でも述べてますが先行投入であり完全形でないこの技術。完全な形となった時の燃費、HV車になった時のさらなる燃費向上を考えると凄い楽しみと言えますね。
次の美点はi-STOPの静粛性と自然さです。他のアイドリングストップ車や以前のi-STOP搭載車に比べると群を抜く静粛性です。エンジン止まった！かかった！と言う感じをさせず。エアコンやオーディオを消さないと分からない静かさです。停止、再始動の反応も良く音の静かさもあり不自然なモタつき等は感じません。
次は走行時の風切り音の静粛性です。今回、高速時の燃費向上を狙って追加されたアンダーカバー等の空力パーツが効いている為か他のグレードと比べると明らかに静かです。

不満な点

まず挙げられるのがCVTが停止からの加速で滑ってる感覚(アクセル開度に対して加速が付いて来ない感覚)があります。ただし、走行時からの再加速には滑る感覚も無く不自然さはありません。
次に挙げるのは後方視認性の悪さですね。近年の車には多い欠点ですが、ヴィッツ、マーチ、フィット等に比べて明らかに視認性が悪くバック時には注意が必要です。
次は欠点と言い切るには難しい部分ですが、居住、荷室スペースが狭い点です。
他メーカーの同クラス車の中でも低くスタイリッシュな外観である分、居住と荷室のスペースはライバル車に比べ劣ります。居住、荷室共に広いスペースを好む方が多い日本では欠点の方が目立ってしまうと思います。コンパクトカーのスペース拡大路線を開いたのが初代デミオですが、それを潔く捨てたのも3代目となるデミオ･･･皮肉な欠点かもしれません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験