マツダ デミオ 「なぜかデミオになってしまった（笑） 運転歴約３５年の５０半ばのオッサンです。車歴は、ヨタ8、サニー、１１７クーペ、コスモ13B、シビック、プジョー20」のユーザーレビュー

なぜかデミオになってしまった（笑） 運転歴約３５年の５０半ばのオッサンです。車歴は、ヨタ8、サニー、１１７クーペ、コスモ13B、シビック、プジョー20

2009.12.21

総評

なぜかデミオになってしまった（笑）
運転歴約３５年の５０半ばのオッサンです。車歴は、ヨタ8、サニー、１１７クーペ、コスモ13B、シビック、プジョー205GTI、フィアット リトモアバルト、オースチンMINI COOPER、ゴルフGTI、プジョー406、と乗り継ぎ、デミオSPORTになりました。406が車検時期になり、買い換えを考え、オースチンMINIが、運転も楽しく、いじればそれなりに走ってくれたので、NEW MINIにしようかと思い試乗しましたが、MINIと言うのは名ばかりでBMWの退屈な車にがっかりしました。ここ２０年は、国産車に興味がなかったのですが、マツダのショールームに冷やかしに行くと、デミオSPORTがありました。え、プジョー207？と思ったんですが、サイドビュー、リアビューのデザインも美しくまとまっておりいいクルマに仕上がっているじゃありませんか。早速、ハンドルを握ると細め皮巻きのステアリングがしっくりと手に馴染み、アクセルレスポンスも良く、タックインぎみにコーナーを攻めても、挙動に不自然さがなく（営業さん、スミマセン）、楽しいクルマです。減税措置１ヶ月前でしたが、サインしてしまいました（笑）406でATの気楽さを覚え、CVT車にしましたが、クロスレシオの６速MTがあれば、そちらにしたでしょう。本当にクルマを楽しむならMT車でしょうね。家内は我が家のデミオを見る度「かわいい。かわいい。」と喜んでいます。また、取り回し、見切りも良く、女性でも何不安なく扱えます。クルマに何を求めているか、ライフスタイルに合ってるかにもよりますが、合えば、買いのクルマです。ミニバン全盛の時代ですが、単なる移動手段の道具じゃなく、クルマを操る楽しさを老若男女問わず、教えてくれる貴重な一台が、デミオです。

満足している点

1）好みによりますが、エクステリアデザイン。ま、これを、読んでる方は、外見が好きだからこそ、見てるんでしょう？
2）ボディー硬性の高さ。普通に乗っている分には、不満はまず出ない。ストラットタワーバーなどの補強パーツは、車重を重くするだけで、意味が無い。
3）良く伸びるエンジン。高速で大人４人乗車時、追い越し車線を１５０キロで巡航しても、ストレスなくスムーズに回っている。フルに回したら何処まで伸びるかは、未知数。くれぐれも法定速度を守りましょう（笑）また、エンジン音も1500CCクラスのクルマでは、静か。
4）足回りのセッティング。固いと言う人もいますが、国産車にありがちな妙な「ふあふあ」感もなく、カッチリと路面情報を伝えてきます。カーブ時、オーバースピードぎみに入っても、アンダーを往なしてくれ、トレース通りに走ってくれます。
5）インテリア。シンプル イズ ベスト。チープやプラスチッキーと言う人もいますが、ゴテゴテ豪華絢爛を求めるなら、トヨタ車をオススメします。オーディオは、純正がデザインも良く気に入っています。メーカー説明では、CD-Rは不可となっていますが、CD-Rも再生できます。実際は、AUX端子にiPhoneを接続して使っています。これは、手放しで通話でき、便利ですよ。ナビはオンダッシュ派で、パナのオンダッシュ・ナビを取り付けています。ディーラーオプションのインダッシュ・ナビは視認性も悪く、ダッシュボードの統一感がなく、オススメしません。

不満な点

1）SPRTO-CVTには、７速のバトルシフトが付いています。「カチャカチャ」とオモチャの様な音で、当初はこれで遊んだりしましたが、実用的でなく（反応が鈍すぎる。ハンドル切った時は使えない）アクセルワーク一つで、操るほうが機敏に運転できる。
2）CVTの宿命なのか、出足が、ワンテンポ遅れる。信号レース宜しく、アクセルとブレーキを同時に踏み、回転数を合わせて発進すれば、問題はないが、そんな乗り方普段しない。
3）アームレストがない。輸出用デミオには、純正アームレストがあるが、￥35,000はイタイ。MOHのアームレスト後席用カップホルダーが１つ付いているのを、つけています。
4）車内には、物を持ち込まない主義ですが、余りにも収納スペースが少ない。グローブボックスは雑誌などのマガジンラックになると謳っていますが、実際、何人の人がその恩恵に与っているんでしょう？車検書を入れれば一杯で、上部に蓋がなく中身が見え見えなのは、対処法がないです。
また、ハンドル横に２箇所クボミがありますが、これって何を収納するんでしょう？デザインに走らず、割り切った方向性を示して欲しいです。
5）燃費が伸びない。もともと、ハイオク、リッター5㌔しか走らないクルマからの乗り換えですので、それほど気にしていませんが、市街地ストップアンドゴーの渋滞では、リッター10㌔を割ります。高速を含めても、リッター12㌔チョイです。乗り方にもよるでしょうが、15㌔は伸びて欲しい。ま、それでも、燃料代は、前に比べて、半額。お財布に優しいクルマです。
色々述べ、欠点も多くなりましたが、自分で欠点をカバーするのも、楽しみの一つです。
あとは、居住性やラゲージスペースを問題視する人がいますが、それは、使用目的があれもこれもテンコモリに一台のクルマに求めようとするからです。デミオにそれを求めても無理があります。
多人数で乗るとき、荷物を運ぶときなどは、目的に合ったレンタカーを借りれば済む話だと思います。それがイヤならトヨタのミニバンをオススメします。皆さんはどう思います？
デミオは熟成されたクルマではないけれど、操る楽しみを教えてくれます。久々に国産車でも、出来のいいクルマに出会えたことを、喜んでいます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験