マツダ デミオ 「本当にマツダ車？ 先代ユーザー（１．３カジュアル・フルエアロ）です。燃費の悪さ（１０～１１キロ）が前から気になっていたので、先日買い替えも視野に入れて」のユーザーレビュー

本当にマツダ車？ 先代ユーザー（１．３カジュアル・フルエアロ）です。燃費の悪さ（１０～１１キロ）が前から気になっていたので、先日買い替えも視野に入れて

2007.7.8

総評

本当にマツダ車？
先代ユーザー（１．３カジュアル・フルエアロ）です。燃費の悪さ（１０～１１キロ）が前から気になっていたので、先日買い替えも視野に入れて試乗したのですが、外観やパッケージだけでなくてすべてにわたって激変していました。従来のマツダユーザーやデミオユーザーには物足りない面があると思いますが、デミオという名前のイメージを引きずらなければこれからの車作りに大きな影響を及ぼすような素晴らしいコンパクトカーに仕上がっていると思います。こういった車が売れる事で、日本人の価値観やモノ作りに対しての情熱が磨かれるといいのですが…。
先代デミオ（ＭＣ前）が持っていた“スーパー”なハンドリングは残念ながら無くなっていて、その感じから推測すると多分スポルトでも同じだと思います。電動パワステの影響もないわけではないと思いますが、根本的な設計思想が違うのだと思います。いわゆる万人向けで、動力性能やエンジンフィールとのバランスは飛躍的に向上していました（先代は足だけがやたらと速い車でしたので）。ＣＶＴは１→２速の変速ショックが無いという所を除けば初めての人でもＣＶＴということを忘れてしまう程違和感を感じない出来だと思います。エンジン音やロードノイズなど総合的な感覚で何となくトヨタの４ＡＴに近い感じがしました。
デザインは国産コンパクトとして優秀だと思いますが、デザインに惚れて購入するのならスポルトか１３Ｓにしておかないと多分後悔すると思います。インテリアはトヨタ製コンパクト風の低コスト調？ですがメーター以外は特に不満は感じませんでした。
全体的に非常に軽い（重量だけでなく乗り味や操作系などすべてで）車になっていて、やはり軽自動車を意識している感じが伝わってきます。軽自動車に税金面以外でアドバンテージは無いと思いますので、そろそろ本質を見極める目を養って欲しいと思います。またこの車の売れ行きは日本人の環境に対する潜在意識のバロメーターになると思います。

満足している点

・燃費が良く、経済的にも環境的にも非常にやさしい
・存在感のあるスポーティな外観
・万人向けのハンドリング
・特にストレスを感じない動力性能
・はじめてにしては完成度の高いＣＶＴ
・生活スタイルや使用目的を再認識してしまうパッケージ

不満な点

・競合他社に対して圧倒的に優れているという個性が消えてしまった
・デザインを除けばトヨタ・ホンダに近い車になってしまった
・（これは全メーカーにいえる事ですが）電動パワステのステアフィールがイマイチで、おもちゃのような感覚がある
・ファントゥドライブ度が思ったより低い

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験