マツダ デミオ 「ファミリーよりパーソナル向け 先代デミオがとても好きだったので、新型デミオには期待していたのですが、ずいぶんと方向性が変わってしまって、戸惑っている方」のユーザーレビュー

ファミリーよりパーソナル向け 先代デミオがとても好きだったので、新型デミオには期待していたのですが、ずいぶんと方向性が変わってしまって、戸惑っている方

2007.11.4

総評

ファミリーよりパーソナル向け
先代デミオがとても好きだったので、新型デミオには期待していたのですが、ずいぶんと方向性が変わってしまって、戸惑っている方も多いのではないかと思います。
ボディサイズは小さくなった分、軽量化されて走りや燃費が良くなりました。ただ、その分やはり室内空間は狭くなり、多彩なシートアレンジは削除され、広い荷室も必要十分という程度になりました。シートも先代はコンパクトカーではトップレベルの出来だと思っていたのですが、新型は小ぶりになり、若干サポート性も低減してしまい残念です。
ただ、走りは軽くなった分、そしてCVTを採用した分、とてもスムーズで静かに走ることができるようになりました。1.5Lまでは必要なく、1.3Lで十分すぎる動力性能です。また、実際新型は燃費もかなり良くて、ヴィッツやフィットと比べても遜色ないレベルにあります。マツダらしいスポーティさも垣間見ることはできましたが、少し乗り心地はゴツゴツしていて、舗装の悪いところでは乗り心地が気になるかもしれません。静粛性はけっこう高く、不快なバイブレーションもほとんどありませんでした。
これまでのデミオユーザーには少し違う・・・と思われてしまう（ディーラーマンも少し元気がありませんでした）かもしれませんね。ただ、ニューターゲットというCM通り、これまでとは違ったお客を取り込むことはできると思います。普段は1～2人でしか乗らない人、よりコンパクトで経済性の高いクルマを求めている人にはおすすめできます。

満足している点

・ 100kgの軽量化はけっこうすごい
・ 先代ではパワー不足も感じたが、軽くなった分新型は1.3で十分
・ CVTを採用したことでスムーズで燃費のよい走りが楽しめる
・ 比較的割安な価格設定
・ カラフルなボディカラーを設定している
・ パーソナル志向ならスタイリッシュでいいのでは？

不満な点

・ 先代に比べたら室内空間は狭くなった
・ 広い室内や多彩なシートアレンジは廃止された
・ インパネなどの質感は先代の方が高かった

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験