マツダ デミオ 「気に入った! 近所のマツダディーラーの前を通り掛ると、新型デミオが5台も並んでいました。思わず脊髄反射でお店の駐車場に車を停めてました。 店先に並んだ」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

マツダ デミオ

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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気に入った! 近所のマツダディーラーの前を通り掛ると、新型デミオが5台も並んでいました。思わず脊髄反射でお店の駐車場に車を停めてました。 店先に並んだ

2007.8.22

総評
気に入った!
近所のマツダディーラーの前を通り掛ると、新型デミオが5台も並んでいました。思わず脊髄反射でお店の駐車場に車を停めてました。
店先に並んだ各種グレードのデミオを見ていると、営業さんが出てきました。どう見ても買換えるように見えない車で来店した私に
「新型なんです。お試しになりませんか?」「勿論です!」
1秒で試乗の話がついて、そのまま手近な13Cを引き出してくれました。
このお店の営業さんは男性も女性も車好きで、商品知識も豊富。営業資料の丸暗記だけでなく、自分達で実走した感想も含めて、色々と面白いお話が聞けました。
とりあえず、1.3リッター/4ATのベースグレードに試乗し、素性を見ます。
ディーラーの敷地から表の幹線道路に出る際の段差を降りたとき、ちょっとびっくり。13Cでも十分感じる剛性の高さは期待以上。
そのままアクセルをパーシャルに保って、流れに乗るまで加速する様子を見ます。1.3リッターでも街乗りでは十分以上の加速性能です。また、ATでも比較的変速ショックがマイルドで上品。以前のデミオよりずいぶん良くなってます。
当然、次に乗ったスポルトはそれ以上の加速。CVTも良く出来ています。
操作系全般の感触も良くなっていて、特にハンドルの操作感は電動パワステなのに重すぎず軽すぎず、シットリとした質感がとても良いです。
シートも表層は柔らかいのに、クッションが沈み込むと芯が硬めで疲れにくい作り。RX-7(FD)のシートも表面は柔らかいのに妙にホールドが良かったっけ。操作系の質感といい、シートの作りといい、このへんがマツダは巧いですね。
幹線道路から折れ、ワインディング風の道に出て旋回性能を見ます。
幹線道路を走っているときから、段差越え等でコシのある足回りだと思いましたが、営業さん曰く
「マツダは規模が小さいから、ヨーロッパに出す仕様と国内専用仕様を別々に出すのは大変なんで、国内向けも欧州向けと同じ仕様なんです。だから少し硬く感じるかも」
だそうで。道理で欧州風味の乗り心地。
硬めの足とは言っても、乗用主体の13Cではロールしてしまうので、少々キツいコーナーではアンダーが出てしまいます。
同じ道をスポルトで走ると、引き締まった足回りで限界が高くなっていますが、乗り心地も十分。
スタイリッシュでドライビングプレジャーもあって燃費も良い。
車の出来の良さの割にバーゲンセールとも言える価格。これはお買い得!
満足している点
まずは軽さです。
当前ですが、加速、減速、燃費、操縦性、すべてに良い影響を与えています。
営業さんが言うには、今度のデミオは軽さを実現するためにネジ一本まで気を使い、十分な締め付けに必要な最適な長さにしているとのこと。
ネジの余った部分を切り飛ばしても大して軽くなりませんが、車一台分のネジ全部の長さを最適化すれば違いもあるのでしょう。というか、ネジだけでなく、ここまでこだわった設計を車全体に行なっているのが偉いですね。だから、現代の安全基準を満たしつつ、1トンを切れたわけです。
ボディデザインも軽量・高剛性を実現するための機能美を感じます。
リアハッチの間口が狭くなりましたが、これも余分な補強パーツを入れずに剛性強化をするためです。
強度を保ったまま鉄板を薄くするため、全体的に曲線が取り入れられたデザインですが、ヘッドライト回りが立体的な造型で車両感覚を掴み易くなっていたり、パッと見、シンプルでソリッドに見えるのに、良く練られたデザインです。
ラインナップの豊富さも、多様なユーザーの要望に応えられる意味で長所かと思います。
エンジンは1.3リッターと1.5リッターの二本立てで、ミッションは4ATとCVTと5MTの三種類。CVTとMTは1.5リッターにも1.3リッターにも設定があり、好みの排気量で好みのミッションを選択できます。
全グレードでCD+ラジオが標準装備ですが、更に、最近のマツダ車は専用デザインのオーディオなので、好みの社外品を付けられなかった、という反省から、2DINタイプのインストパネルも用意されています。偉い!
細かいところでは、携帯オーディオプレーヤー等を接続するのに便利なAUX端子が標準装備だったり、サイドブレーキの引きシロの感触が良かったり、特徴的なサイドウインドウの切れ下がったデザインが視界に好影響だったり。
全体的に、車で走るのが好きな技術者がこだわって開発した痕跡が随所に見え隠れしてます。
サイドブレーキなんか、コスト優先の車では引き切るまでノッチが無かったり、レバー側のスプリングが省略されていたり非常にチャチになりがちですが、デミオはサイドブレーキを引くと「カチカチ」と手応えがあります。こういうちょっとした演出があちこちにあります。
軽さにしても、重役へのプレゼンでは燃費だとか税金だとか言っていたかもしれませんが、本音は「軽い方が楽しいじゃん!」だと思う(笑)
不満な点
CVTのマニュアルモード、というか変速にかかる時間ですかねー。オートマチックモードだけなら、何も文句無いんですけど。
CVTという機構上、パドルでギアをセレクトしても、それが反映されるまで必ず「間」ができます。マニュアルミッションのつもりで変速すると、常にワンテンポ遅れて変速されます。
最初はコーナーに入る直前、ブレーキを当てつつ、シフトダウン操作をして前荷重を作ろうとしたのに、実際に変速されてエンジンブレーキが掛かったのはコーナーに入った後、という感じでうまく走れませんでした。
CVTの反応に慣れてきて、車の挙動を先読みして一瞬早くパドル操作すれば、うまく走れます。
ATとCVTは試せたけど、MTはお店に無くて試せなかったのが残念…。
リアハッチをカッコ良く、かつ、剛性を強化するトレードオフとして、リアゲートの間口が狭くなりました。荷物を載せる車、としては先代より劣ることは否めない…。
先代デミオまでは後席の背もたれを前へ倒し、更に引き上げるという二段階の操作でフラットになるところ、新型では背もたれを前へ倒す、という一段階の操作になりました。しかし、代わりにフルフラットとはいかず、少し段付きになってしまいました。
1.3リッターは1トン以下(4WD以外)ですが、15Cでジャスト1000キロ、スポルトのMTも1000キロ、スポルトCVTで1020キロ。もうちょっと、どこか削れれば1トン以下の税金が適用になったのに!
金額的には僅かな差なので、まぁ、いいんですけどね。
車内は先代より狭くなりました。(小型化されたので当然ですね…)
後席はデザインと空力的洗練(=燃費向上)の為、ルーフが低くなったので余計に狭く感じます。
しかし、基本的に前席に大人二人、後席は一人とか子供とか荷物とかなら問題無し!
大人四人でも、何時間も乗るわけじゃなければ我慢できる!
だって、カッコイイんだもん!!
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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