マツダ デミオ 「DYデミオ中古車をご検討の方へ DYデミオスポルト初期型4AT（15インチアルミの油圧パワステ、10・15燃費16km/Lのですね）に約8年乗ってます」のユーザーレビュー

DYデミオ中古車をご検討の方へ DYデミオスポルト初期型4AT（15インチアルミの油圧パワステ、10・15燃費16km/Lのですね）に約8年乗ってます

2011.7.14

総評

DYデミオ中古車をご検討の方へ
DYデミオスポルト初期型4AT（15インチアルミの油圧パワステ、10・15燃費16km/Lのですね）に約8年乗ってます。感じるところをつらつらと。
距離を走る燃費重視の方は選んではいけません。軽快な身のこなしやシームレスな加速感を期待する向きにもお勧めできません。国内の趨勢に合ったこのような価値を求めるなら、軽量なCVT車から選ぶのが無難です。
なぜそんな不経済で鈍重とも思えるクルマに乗っているんだ！ということですが。。。
4m・5ナンバー幅のハッチバックの中で当時の比較対象はフィット1.5T。エンジン良し、軽快で燃費・積載性抜群です。でも購入に至らなかった。
理由は、前後左右の視界、シートの造り、クラッチ・CVT・電動パワステのフィーリング、足回り・乗り味、価格などの点でデミオに魅力を感じたから。乗ってみてどっちが好み？と考えると答えは動かし難かった。
その他、荷室を上下2段に分割できるフレキシブルボード、オプションでAC電源コンセントの設置・フロントガラスの撥水処理などがニーズに合っていた。
経済性（燃費と価格）は念のため計算。年間走行距離、ガソリン価格、燃費の差を想定したところ、約15年乗ると双方の総支出額が同程度となりました。
8年経った今はといえば、走行距離が想定以下の実績で、今後ガソリン価格の急騰がなければ失敗はなかったと言えそうです。
良くも悪くも欧州フォードベースの一時代に誕生したzoomzoomマツダらしいクルマ。
ハンドリング、変速、ブレーキペダルストローク、アクセルペダルの反応など、アナログ感いっぱいと言うと誤解を与えるようですが、操作に対して素直に返してくるというかコントロール性の自由度を与えてくれるというかそんな性質があります。
過去の遺物とも取れますが面白くて味わい深い力作。主な使用目的と燃費に不都合がなければ中古価格も破格なので貴重な選択肢かと。

満足している点

ディーラーの定期点検の成果でしょうか、これまでのところ故障や不具合の経験なし。
タイヤをセカンドグレードスポーティーにすると、cm単位で適確にコントロールできコーナーもいい具合にロールしながら曲がってくれます。緊急回避で何度か救われていますが腕ではなくクルマのおかげです。

不満な点

トルコンATはマツダ内製と思われます。言わんとするところは、上質な自動変速制御ではないということ。ホンダライフの4速ATの方がスムースで良くできてます。（マニュアルモードはよく使用します。エンブレ・トルク不足の解消や回すといいメカニカルノイズなのでつい。MTに乗りたいが乗れない派には救世主のようなシーケンシャルオートマです。）
重い車重はネガな要素ですが、一方で重量＝コスト・強度・耐久性とも考えられ、そのクルマの総合力の中でどう位置付けるかですね。高速走行時の乗り味・安定感や荒れた路面でもガタピシ音が発生しないことからそのようなことも感じます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験