なぜ軽自動車にはディーゼルがないのでしょうか？ 日本で販売させる最小のディーゼル車はマツダ2(旧デミオ)で、軽自動車にはありません。

Answer 1

一番の理由はコストに合わないからです。
昭和時代から乗用車(トヨタ車・日産車)にもディーゼルエンジンの車がありました。(マークⅡ、チェイサー、ローレル、サニーなど)
同じグレードであってもガソリン車との価格差は４０万円くらいあり、高級なエンジンなんですよ。
https://bestcarweb.jp/feature/column/394987

ディーゼルエンジンは主として大きな車向きです。
逆にバス・トラックには、ガソリンエンジンがありません。
船舶もディーゼルエンジンですね。
排気量をある程度大きくしてパワーを出さないと、エンジンが重くなるぶん効率が悪くなるからです。
ディーゼルは圧縮着火なので、圧縮比が高い。
そのぶん、シリンダーブロック(エンジン自体)の強度が必要だからです。
https://car.motor-fan.jp/tech/10017351

ディーゼルエンジンは長距離走る車に適しており、買い物や付近の営業などのチョイノリのような走り方を頻繁に繰り返すような使い方には不向きです。
軽自動車は将にチョイノリの車なので、ディーゼル搭載はあり得ないですね。

Answer 2

小排気量ディーゼルの例
https://www.yanmar.com/jp/agri/products/cultivator/cultivator/ya/
https://agriculture.kubota.co.jp/product/management/kra/

排気量は0.4～0.5Lですから軽に近いですが8馬力程度ですね。

Answer 3

ディーゼルエンジンはパワーが強いので、エンジンを小さくできない、

Answer 4

エンジン剛性が必要なので、鉄ブロックとなり重くて燃費に不利な点、もちろん開発費も掛かりますし、排ガス処理に高価な処理機構が必要ですし、インジェクションも高い物が付いてます。

何より軽自動車の使われ方の一つのチョイ乗りに全く向いてないので、今ならディーゼル軽自動車を開発するならEV開発した方が良いんじゃない？

Answer 5

エンジンが高価だから。
ガソリンエンジンは低圧燃料噴射で安価ですけど
コモンレール高圧噴射ディーゼルは精密加工する関係で
エンジン価格が1ランク上になり価格競争力が低下してしまいます。

Answer 6

コストの問題でしょうね。
フランスの超小型車（クワドリシクル）などクボタなどの400ccとかの日本製の汎用ディーゼル積んでる車はあるんですけどね。

Answer 7

ディーゼルは、吸い込んだ空気を圧縮して、そこで高温になった空気に燃料を吹き込んで燃焼させます。

軽の排気量だと空気の量が少なくて、温度が上がりきらないはず。
安定して走らせることが難しいんでしょうね。

高圧に耐えるために、シリンダやピストンの強度も必要となり、重くなります。

他の方も書かれている、ダイハツ・シャレードには1000cc３気筒のディーゼルがありましたけど、排気ガスはかなり黒かったです。
そのエンジンを２気筒化すれば軽に搭載は可能かもしれませんけど、あれだけ黒い煙を吐いていたら、公道は走れないでしょう。

Answer 8

ハイ、有りませんね。一気筒当りの排気量が小さいと効率が悪いので、これまでの市販車ではダイハツシャレードの3気筒1000ｃｃがミニマムですね。
気筒当り300ｃｃ以下では成立しにくい、2気筒660ｃｃのディーゼルだと振動がすごいでしょうね。
ディーゼルエンジンは高額になりますから軽自動車では価格的に合わないと思いますよ。

Answer 9

圧縮比が高いのでエンジンそのものを頑丈に作る必要がある、燃料を高圧で噴射するためのシステムも高価、エンジンがコスト高なのです。
それでいて普通はガソリン車の馬力の半分程度。
高くなるし遅いし軽では使えないです。

Answer 10

重くなるから軽自動車にはムリ昔DAIHATSUシャレードが1000CC のディーゼルありましたがメチャメチャ燃費良かったけど廃盤になったのでデメリットの方が多いって事です。