マツダ CX-8 「不満が少ない、つまりは名車」のユーザーレビュー

pokeoyakata pokeoyakataさん

マツダ CX-8

グレード:XD プロアクティブ_6人乗り_4WD(AT_2.2) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
-
積載性
4
価格
-

不満が少ない、つまりは名車

2018.5.25

総評
 ここぞという派手さもない代わりに、これといった不満もない。ずっとMPVに感じてきた『良さ』が、レベルアップして帰ってきた感じです。
 長く乗って行きたいと思います。
満足している点
 12年乗ったMPV(LY)からの乗り換え。
 最終的な決め手になったのは『国産車で唯一、3列目の追突安全性を公表している』点。
 日本には3列目の追突安全性についての基準がなく、他の3列シート車はこの点を明らかにしていませんが、CX-8だけは公式サイトではっきりと『3列目の追突安全性』を明記しています。
 追突だけは、いくら自分が気をつけても避けられない以上、この点は大きなアピールポイントでした。
 確かに3列目の使用頻度は低いですが、これを別な角度から見れば、『3列目がそこまで安全なら、普段、最も大切な子供たちを乗せる2列目には、さらなる追突安全性が期待できる』ということです。
 家族の安全と笑顔を守る、そのためのコストと考え、MPVからの乗り換えを決意しました。

 で、買ってみれば、さすがに内装外装、走行性能から安全装置まで、すべてにおいてハイレベル。
 正直、なぜMPVの新型を出さず絶版にしたのか、とMAZDAを恨んだこともありましたが、今では納得しています。
 
 走りもそうですが、特に気に入っているのはシートの形状。身長180センチ、体重100キロ超の私が座っても、それなりにサマになる乗車姿勢が取れるので、長時間乗っても疲れません。電動の調整機能はメモリ付きで、私とは体格が全く違う嫁が運転する時も、スムーズにシートポイントを変更できます。
 また内装、外装ともにシンプル、かつ高級感があり、ガチャガチャと子供っぽい飾りやギミックがついていないのもポイント。
 ディーゼルエンジンの静粛性も高く、巡航状態に入れば本当に静かです。燃費も十分。
不満な点
 MPVと比べ、運転席周りの収納が激減。六人乗りだとドリンクホルダーも少なく、全員が快適に過ごすには工夫が必要です。この辺、もう少し何とかしてほしかった。
 評判の悪いマツコネですが、12年乗ったMPVのナビを古いままで運用してきたので、普段からスマホを併用、しかも複数アプリの同時運用が当たり前になっていたこともあり、『こんなものだろう』という感じです。
 360度モニターも最初はイマイチに感じていましたが、慣れれば結構便利です。
デザイン

-

走行性能

5

 FFでフロントヘビーだったMPVと比べ、前後の重量配分が適正化され、回頭性が格段に向上しました。ハンドルを切った方向へ、素直にくるっと頭を向けてくれるし、後ろもちゃんとついてきてくれるので、本当に車の大きさを感じさせません。
 ただ、車の重さそのものは増えているし、重心も低いとは言えないので、決してコーナーを攻める車ではありません。適正な速度で曲がるなら、とても気持ちよく曲がれます。
 最大トルク450N・m(45.9kgf・m)を2000回転で発生するエンジンは、鋭さこそありませんが、ピークパワーさえ外さなければ極めてパワフル、かつ気持ちの良い加速を与えてくれます。過去にもいすゞや三菱のディーゼルオフロード車に乗ってきましたが、そのフィーリングはおよそ比較になりません。
 ただし低速でもすぐに5速以上へシフトアップしてしまうので、この快感を味わうためにはマニュアルモードで適宜シフトダウンしてやることを推奨。でないと、スカスカした感じ
乗り心地

5

 快適すぎて眠くなります。運転者はともかく、同乗者は眠気に苦しみ、たいていは寝ます。
 単に静かで振動が少ない、というだけでなく、コーナーでの不快な横揺れや振動が少ない。
 さらに特筆すべきはブレーキ。
 制動力を細かくコントロールできる高性能なブレーキは、ドライバーの腕の見せ所です。
 いつ止まったのか分からない、と同乗者が首を傾げるレベルの、極めて繊細な制動が可能です。
 どっかの別メーカの、ちょっと踏んだだけで『かっくん!』な低レベルブレーキとはモノが違います。
 
 嫁や子供、同乗者たちの安らかな寝顔を何より最高のご褒美とする、真の大人が操るべき車です。
積載性

4

 3列目を畳めば広々。2列目も畳むと車中泊さえ悠々。
 ただ前述しましたが、コクピット周りの小物収納は極小です。
燃費

5

 ダム脇とかのワインディングに持ち込んで12〜13、下道を普通に走って13〜14。高速を長距離巡航すればもう少し出るでしょう。
 割安な軽油であることと、この車格を加味すれば、十分以上のスコアです。
価格

-

ルーフレールがオートバックドアと抱き合わせオプション、ってのがどうも。
故障経験
50000km走って不具合なし。

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

マツダ CX-8 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離