マツダ CX-5 「敢えてガソリンエンジン搭載のCX-5に乗ってみた。」のユーザーレビュー

敢えてガソリンエンジン搭載のCX-5に乗ってみた。

2020.8.22

総評

最初はCX-30と乗り比べるつもりでディーラーを訪ねたが、CX-30の荷室が思ったほど広くなかったので、マツダのラインナップの中ではCX-5一択となった。

都内メインの移動となると、ディーゼルにとってはちょっと負担が大きそうなので、まずは2.5Lガソリンモデルに乗ってみた。

この後、RAV4（４駆ガソリン）とハリアー（２駆ハイブリッド）にも試乗し、ハリアーのデキの良さにホレボレしたのだが、後で価格を比べてこの車の凄さに改めて気付かされた。

費用対効果で考えたら、CX-5の2.5Lは大穴かも。
あの日産キックス（オーディオレスで276～287万円）と大して値段が変わらないのが不思議でならない。

満足している点

・少なくとも街中では静かで滑らかなパワートレイン。
・がっちりしたフロア。
・相変わらずバッチリ決まるドライビングポジション。
・カッコいいリアスタイル。
　「それにしても、いい色ですよねぇ」

・実はお買い得な価格設定。
　2.5L FFの本革シート版（25S L Package）が何と310万円。しかもディスプレイオーディオ標準なのでナビ要らず。
　ハリアーの最安グレード（299万円）買うなら断然こっち。

不満な点

・カッコいいリアスタイルに対して、フロントはそうでもない。
　「魂動」デザインに飽きたのではなく、妙にフロントを長く見せようとしているのが、ちょっとバランスが悪いと思う。
・Lパッケージ以上を選ばないと、センターピラーの処理がつや消しブラックになってしまうこと。

デザイン

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走行性能

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140kW/252Nmを発揮する2.5L NAエンジンは1.5ton超えのボディに対しても十分。
試乗コースにはかなり急な上り坂もあったのだが、かったるさは皆無。

ATは今となっては時代遅れ感もある６段タイプだが、街中での不満はなし。
むしろ、アクセルワークに対する反応がリニアなのが好印象。
高速に乗ったらもっと低いギアが欲しくなるのかもしれないが、試せず残念。

乗り心地

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乗って感じたのは、フロア周りがガッチリしているな、と言うこと。
荒れた路面を走ってもボディがビビらないので、車内で会話がしやすい。

あと、旧型もそうだったが、相変わらずドライビングポジションはバッチリ決まる。
右足を自然に出せばブレーキを踏めるし、ステアリングやシートの調整幅も大きい。シートの座り心地もフロント、リア共に良い。

積載性

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見た感じでは、90Lクラスのスーツケース２個＋αは詰めそうな感じ。
テールゲートに連動して伸縮するトノカバーは、良き伝統。
テールゲート側のレバーでリアシートが倒せるのは、親切。
もちろん、テールゲートは電動。

燃費

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1.5ton超えのボディに2.5LガソリンNAなので、そんなに期待してはいけないのだろう。
ただ、2.5Lターボも含めて、ガソリンは全てレギュラーガス指定なのは、〇。

価格

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故障経験

試乗車なので割愛。