マツダ CX-5 「トルクは加速だけのものではない 12年間、マツダ車に乗っています。 販売店より試乗車入庫の知らせがあったので乗ってきました。 試乗車はXDの19インチ」のユーザーレビュー

トルクは加速だけのものではない 12年間、マツダ車に乗っています。 販売店より試乗車入庫の知らせがあったので乗ってきました。 試乗車はXDの19インチ

2012.3.23

総評

トルクは加速だけのものではない
12年間、マツダ車に乗っています。
販売店より試乗車入庫の知らせがあったので乗ってきました。
試乗車はXDの19インチ仕様。夕刻の市街地メインでしたが、試乗コース中に少しだけ踏める場所があるので遠慮なく踏ませてもらいました。
出だしは常識の範囲内でしっかりと踏んであげないと加速感が薄いです。食いつきの良いATに慣れている方は戸惑うかも知れませんが、これはマツダの意図であると解釈しているので車両スペックとは無関係だと思います。重めのアクセルペダルの踏み心地もそう感じさせる要因かも知れません。
話題のトルクは数値の比較対象として挙げられている4L級ガソリンV8車には乗った事が無いのですが、恐らく絶対的な加速力では敵わないでしょう。同等のトルク＝同等の加速とは限りませんから。しかしながら加速時の力強さは十分過ぎる程。市街地走行ではフル加速の機会は殆ど無いと思いますが、大トルクは登坂時のゆとりとしても実感できます。陸橋やアンダーパス程度の坂なら低回転を維持したままゴリゴリ登っていく頼もしさ。
エンジン音は明らかにガソリンとは違いますが、走行中の室内で聞く限り音量は低く、音質も耳に優しいです。アイドリング中の車外での音はガソリン車よりも少し音量がありますが、うるさいと言うには失礼な音量です。
吹け上がりの感覚も軽くてスムーズ。ガソリンエンジンに負けず劣らずだと思います。
i-stopも自然で「青になった瞬間、即ダッシュ！」みたいな使用でなければ違和感を感じないと思います。
乗り心地は骨太ながらしなやかという感じ。19インチとは言え扁平率は55なので、嫌なゴツゴツ感はありませんでした。
試乗後、マフラー直近で顔面に排ガスを浴びながら臭ってみましたが、無臭と言っていい程です。
正直、市街地走行では少し持て余してしまう面があるかも知れませんが、長距離では良き相棒になってくれそうな車です。
試乗時に踏めるチャンスがあったらマニュアルモードで4000回転辺りでポンポンとシフトUPしてみて下さい。笑えます。

満足している点

・加速以外でも頼もしいトルク
・思わずほころぶ平均燃費
・サイズを感じない運転感覚
・安心感のある乗り味
・今のところガソリンより安い燃料代
・艶っぽいスタイル
・心地よいドライビングポジション（身長172cm）

不満な点

・サイズを感じないとは言え、やはり広い全幅
・精神衛生上あまりよろしくない瞬間燃費表示
・高さ、長さ共に存在感が希薄なアームレスト
・ゴージャス感を求める方には物足りなさそうな内装

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験