相変わらずのマツダ&意地のマツダ
最初に,厳密には「ユーザー」ではなく,一時的に使用した(試乗)レビューということでお願いします。長期的に使用する,あ
2012.2.21
- 総評
- 相変わらずのマツダ&意地のマツダ
最初に,厳密には「ユーザー」ではなく,一時的に使用した(試乗)レビューということでお願いします。長期的に使用する,あるいは購入された方の感じ方とは違うかもしれないことをお許しください。
ディーゼルを試乗したかったのですが,3月中旬に入庫ということで,SKYACTIVE-G,20S,4WDの試乗となります。総評としては,良くも悪くもマツダらしい車だと感じました。
自分は,親の代からマツダになります。マツダは,「シートの硬さ」「サスのコシ」「ハンドリングの良さ」「運転の楽しさ」など,車の味は運転を楽しむ性格の方には最高のものだと感じています。
- 満足している点
- 総評でも書きましたが,運転の味はマツダらしく良いものでした。パワーを求めると,満足感はイマイチでしたが,新開発のATは素晴らしく,気持ちの良い運転が可能です。車幅の割に,車両間隔はつかみやすいです。ボディーの大きさを感じることなく,軽やかに動かせる…,一体感を味わうことができます。フルスカイアクティブ,新開発のエンジン&ミッションには「エコばかりに注目するなよ」というマツダの意地を感じることができます。ディーラーの方に聞けば,試乗するとディーゼルは素晴らしいもの(エクストレイルが,古典的ディーゼル車と感じたほどだという)らしいので,ディーゼルを試乗したくてたまりません。
内装に関しても,いかにもマツダ(笑)!媚びていません!質実剛健が伝わってきます。本革巻きハンドルは,握ればワクワク!メーターも高質な感じ…。運転席のシートも,マツダにしては,ソフトかな?ぐらいで,コシがあり,長距離も楽チンな感じです。
外装も,大きく存在感があるものです。カペラ,ファミリア,アテンザ,アクセラ,プレマシーと乗っていましたが,良くも悪くもマツダのデザインだなと感じます。
- 不満な点
- やはり,ガソリンではインパクトに欠けます。ディーゼルの試乗車を早く用意してほしいと感じます。販売比率を,ディーゼル:ガソリンを半々にしたと考えているなら尚更です。ガソリンで,あの大きさ,しかもマツダという世間的なマイナスイメージから考えると,ガソリンを試乗して購入を考える人は少ないのではないでしょうか。また,運転はしやすいけれど,実際には車幅があり,細道やすれ違いには気を遣わなければならないでしょう(サイドブラインドモニターは標準ですが,車の幅は狭められない…。)
外装の質感は,低くはありません。しかし,モール部分の存在感があり,サイズの割には質感は良くありません。メッキ装飾を嫌うマツダらしくはありますが,華やかさに欠けます。車として良いものが売れると限らないことは,マツダが一番感じなければならないと思うのですが…。デザインは良いのでもったいない。(マイナーで装飾するのもマツダらしいが…)
内装は,パッと見は質感が高く,運転をしてみたい!とソソるもの。しかし,ドアパネルは…,初代アテンザ初期の酷いドアパネルを思い起こさせるもの…。カタチは良いけど,こだわりは感じないものです。後部座席は,背もたれが立ちすぎで,ゆとりを感じない…,リクライニングもできないし,なんだか貧しい気持ちになりました。後部に座って,質感が良いと感じることはないと思います。ドライバーの気持ちよさを優先しすぎな考え??
マイナーチェンジを意識した新型車…,と感じました。
まぁ,そんな不器用なのがマツダらしいんですが。…そんなマツダが好きな自分です(笑)
- デザイン
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- 走行性能
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