マツダ CX-30 「マツダの新しいオールラウンダー．．．CX-30」のユーザーレビュー

マツダの新しいオールラウンダー．．．CX-30

2019.10.8

総評

CX-30は、マツダの新しいオールラウンダーと云って良いと感じました。」
SUVですが、ハンドリングも良くコーナリングも安定していて、安心して走る事が出来ます。

後席の居住性は、決して広いとは云えませんがヘッドクリアランスも広いですし開口部もそこそこあるので圧迫感も少ないです。
ファミリーユースであれば十分と思います。

満足している点

・しなやかな足回り
・自然なドライビングポジション
・実用に耐えうる後席居住性
・高級感のあるインテリア

不満な点

・車重に対してトルク不足を感じるエンジン
・静粛性が高いが故に目立つエンジン音
・強気の価格設定

デザイン

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走行性能

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試乗車は、20S AWD。
SKYACTIV-Gの中心エンジンとAWDの組み合わせです。



登り坂や強めの加速が欲しくてアクセルを踏み込むとネガが出てきます。
マツダ３の試乗記も書いていますが、NAとしては高トルクエンジンではありますが、CX-30をドライブするには十分とは感じませんでした。

CX-30は、マツダ３よりも重量が40kg重いのですが、これがAWDだと120kg重くなります。
残念ながらこの差を２Lエンジンでは吸収できないようです。
またFFモデルでは、重量が80kg軽くなるので、もっとマツダ３よりの動力性能に近くなると思います。

アクセルを踏み込むと、キックダウンしてエンジン回転が高まります。
そうなると気になっていたエンジン音が更に室内に侵入してきます。
これには、ちょっと残念な気持ちになりましたが、それは、この1点がCX-30の唯一のネガと感じたからです。　

逆に云えば、この点以外は、合格点です。

次にブレーキですが、マツダ３と同様で踏力に比例して効くタイプです。
そのため、初期から効くクルマに慣れていると、効かないと感じる人が多いかも知れません。
特に試乗したAWDは、車重が1480kgもあるので、もう少し強力なブレーキが欲しいところです。

乗り心地

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乗り心地は、このクラスとしてはオーバークォリティな18インチ装着です。
マツダ３は、かなりゴツゴツしていて突き上げを感じましたが、CX-30は、ソフトな印象でした。
マツダ３が45偏平に対して、CX-30が55偏平でエア量が多いこと、加えて車両重量が120kg重い事が要因でしょうか？
あとはSUVで車高が高い分、サスストロークが長く、バネレートが抑えられている可能性もありますね。

静粛性は高いと思います。
ドアを閉めると外界の音がかなり遮断されます。
流している分には、静粛性も高いのですが、エンジン音だけが妙に室内に響きます。
エンジンの遮音がもう少し欲しいところです。

積載性

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カーゴスペースは、マツダ３と大差ありませんが、より上下方向が広くなっています。

燃費

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価格

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故障経験