マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「面白いというか不思議なのは、いつまでも乗っていたい、どこまでも走り続けていたいと思わせるところです。 何がどうだから、と、具体的には言えないのですが」のユーザーレビュー

面白いというか不思議なのは、いつまでも乗っていたい、どこまでも走り続けていたいと思わせるところです。 何がどうだから、と、具体的には言えないのですが

2010.11.7

総評

面白いというか不思議なのは、いつまでも乗っていたい、どこまでも走り続けていたいと思わせるところです。
何がどうだから、と、具体的には言えないのですが、しいて言うなら、固めのシートと足回りのせいかドライバーのホールド感がしっかりしており、ロングドライヴしてもまったく疲れを感じません。
納車当日に、圏央道から関越道、上信越・長野・中央高速と、高速道路を大回りして、５００キロあまりを一気に走っても、まだ走り続けたい気分でした。“エコカー”なのに、用もなくドライヴしたくなるので、ガソリン消費もＣＯ２排出も逆に増えるというのは皮肉な話ですね。
皆さんが異口同音に言われていることですが、この「走るのが楽しい」というのは実に不思議な感覚で、私はアクセラを「魔法のグランツーリスモ」と呼んでます。
妻とふたり、これまで飛行機や新幹線を使っていた国内旅行のかなりの部分は、これからはこのクルマで出かけたいと思っています。

満足している点

何よりも一番に満足できるのがスタイリングです。
現行の日本車の中では抜群に個性的なデザイン（とくにフロント）に特徴があります。
セダンというよりスポーツクーペの印象です。
駐車場などで「あ、おれのクルマ、一番かっけぇー♪」という自己満足にひたれるのは保障できますね。
スタイリッシュでグラマラスなボディラインには、この価格帯のクルマとは思えない高級感と重厚感がにじみ出ています。
色は、「グラファイトマイカ」とどちらにしようかと散々迷ってから「アルミニウムメタリック」を選びました。
欧米では「リキッドシルバーメタリック」と呼ばれる色で、普通のシルバーより反射率が高いためか印象的な深みがあり、流麗な曲面構成のボディにより、複雑で上品な陰影がつくところも気に入っています。いかにも21世紀のクルマらしい色です。
私は走りにこだわる方ではないので、経済性も考慮してパワーも凡庸と思われる１５Ｃを選びましたが、十分満足しています。
試乗車が１５Ｃだったので文句なしに決めました。これだけ重たい車体で、エアコンをつけ、私と妻と長身のディーラーマンの3人で、長くゆるい坂道を難なく登れましたから、決して非力ではないと思います。
しっかりと大地に踏ん張ったような足回りの固さと乗り味には、安心感があります。私はあまり乗ったことがないので実感はありませんが、そちらの方に詳しい人は「欧州車みたい」と評するようです。

不満な点

とくに無いのですが、しいて言うなら、いわゆるＣセグメント３ナンバーという大柄な車格なので、自宅マンションの機械式駐車場での出し入れに、少なからず神経を使うところでしょうか？　
なにしろ隣に駐めてあるレクサスと同じトレッドなので、それに気付いた時は、「おれはずいぶんデカくてエラそうなクルマを買ってしまったんだなぁ」と、思わず笑ってしまいました。
長距離を走る分にはまったく疲れを感じませんが、チョイ乗りでも、帰って駐車場に入れた後、グッタリしてしまいます。
もちろん、もっと慣れればそういうこともなくなるでしょう。いずれにせよ新車というのは万事において神経質になるものですからね。
そういう車体ですから、後方視界は決してよくありません。バックモニターをオプションでつけましたが、これは正解でした。
もっとも近年のクルマは、メーカーを問わず、サイズが大きくなればなるほど後方視界の確保がおろそかにされる傾向が強いようなので、これはアクセラだけ、マツダだけの問題ではなく、カーデザイン全体のトレンドの問題だと私は思っています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験