マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「残念ながら、この車の魅力を見いだせずに終わ...」のユーザーレビュー

残念ながら、この車の魅力を見いだせずに終わ...

2009.12.11

総評

残念ながら、この車の魅力を見いだせずに終わった。マツダの欧州戦略車として走りはゴルフを、エクステリアはプジョーを相当意識して作られたのはよく解るが、動力性能・操安性能ともにゴルフは更に進化を遂げ遥か彼方先に行ってしまっているし、また街中でプジョーに並ばれると、私的にはこのデザインはちょっと…。プジョーを知らなきゃ幸せなのだが。「やはりアクセラじゃないとね！」と思わせる様な魅力…素人の私には理解できなかった。機能的には今年一番の車じゃないかと思わせるほど良くできているだけに非常に残念でならない。

満足している点

ハンドリング、乗り心地はこのクラスとしては高レベルでバランスが良い。昔の独国車等は車体剛性は高くても補強材等で重く、この重さを「剛性が高い」と勘違いされる方がいるが、軽量化しつつ剛性も高めているアクセラは実に今風だ。静粛性についてはゴルフ以上だ。そして今回の目玉となるアイドリング＝ストップ機能は非常にスムーズかつ静かでHVのプリウスと互角、再始動時振動が強いインサイトより遥かに上質だ。この価格でこの内容はレシプロ車としては非常に優れている。コストパフォーマンスでは今年一番のできではないか。

不満な点

室内が狭いという事以上に、この車を愛車として所有したいと思わせる何かが足りない。試乗で動かした瞬間「中々良いじゃないか」と思ったものの途中で飽きてしまった。今回ゴルフをはじめ幾つかの車を試乗し比較した中で、他車のどれもが「もっと乗ってみたい…」と思わせる魅力を持っていたが、アクセラにはそれが感じられなかった。例えば、インサイトは僅かな燃費の良さと居住性の工夫を除くと機能的にはどれをとってもアクセラに劣るが、存在感が強く所有したいと思わせる強い個性を持っている。アクセラにはそれが感じられない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験