マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) 「隠れた名車」のユーザーレビュー

SKYACTIV-Δ SKYACTIV-Δさん

マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)

グレード:スポーツ 15XD プロアクティブ(AT_1.5) 2016年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
5
デザイン
5
積載性
4
価格
5

隠れた名車

2022.11.20

総評
 つまり、見た目良し、走り良し、使い勝手良し。自分にとっては最高の1台です。
満足している点
 ディーゼルターボの大トルク・GVC・ドライビングポジション・HUD等々により、運転のし易さ・楽しさはピカイチです。燃費もよく、遠出にも燃料費を気にしません。居住性・積載性も必要十分です。
 また、外装・内装ともに、デザインもとても気に入っています。自分の中ではこの車が最高です。
不満な点
 ディーゼルエンジン、せっかくいい音なのに静かすぎて今一つ聞こえないなーと当初は思っていました。(自分だけ?)
 これについては、制振材等でロードノイズや風切り音を抑え込んでやることで、エンジン音に前に出てきてもらうようにしました。(大成功)
 仕事で他の車に乗ったときにコレジャナイ感が出てしまうのが唯一の不満点です。ただし、自分の車に帰って来た時のときめきが倍増するので結果的にプラマイゼロです。
デザイン

5

魂動デザイン。名ばかりではないです。

【外装】
 周りの人はカッコいいと言ってくれますが、個人的には顔は古今東西で一番可愛いと思います。特に、ヘッドライト・テールライトの点き方が可愛くて好きです。
 ボディも伸びやかで、その余裕のある走りとよくマッチしていて、「魂動」と言うのも頷けます。自分自身は元来セダン好きなのですが、この車のスタイルにはとても魅力を感じています。
 カラーはソウルレッドプレミアムメタリック。この車には新しいソウルレッドよりも合ってるのかもしれません。陰影がついて、ボディの形状が強調され、生き生きとしながらも艶や深みも出ていて、素晴らしい塗装です。ここまで含めて魂動を感じます。

【内装】
 シックに、かつワクワク感があり、外装や走りとも統一感が出ています。似たようなデザインはちょっと他に思いつかないです。(アテンザだと自分には高級感ありすぎるし…。)
 ただし、夜は真っ暗なので、フットライトかアンビエントライトか、取り付けてみようかとは目論んでいます。
走行性能

5

 「走る」「曲がる」「止まる」が思い通り、自在で、とても楽しいです。ディーゼルターボのトルク、GVCやロングホイールベースによる安定性、四輪ディスクブレーキの制動等の賜物でしょう。

【パワートレイン】
 何と言ってもディーゼルターボのトルクです。排気量弱冠1.5Lにして、1,600回転で270Nmが出る性能は、日本の公道や高速道路では本当に扱い易いです。なお、馬力は無いらしいので、アウトバーンでどうなのかは知りません。
 また、この低回転の大トルクのお陰もあってか、ATでもトルコン滑りが全くなく(走行暖機運転時を除く。)、ギア毎に速度と回転数が比例し、ダイレクト感のある走行フィールです。踏んだ分だけちゃんと加速しますし(これが意外と当たり前でない)、登り坂等で多少負荷がかかっても、低回転のまま平気で登っていきます。走りの面では、ここが特に気に入っています。
 一方、排気量が小さいためか、MTモードで高回転にしてやっても、これはこれで抵抗感なくスムーズに回ってくれます。
 乗る人の好みや運転の仕方に合わせて、走りを自在に変化させられるパワートレイン、と言えそうです。

【コーナリング】
 非常に曲がりやすいです。
 操舵輪が運転席からみて割と前の方にあるため、若干早めにステアリングを切り始めるようにすれば、あとはGVC任せで無理のないコーナリングができます。曲率一定のカーブなどでは、修正舵ゼロです。

【直進性】
 直進も安定しています。欧州Dセグ車とかには劣るかもですが… 意識すれば、直線的な道であれば1〜2km程度、ハンドルを全く動かさずに走ることもできます。やはり修正舵の少なさが出ます。GVCって、コーナリングだけじゃなく直進性にも寄与してるんでしたっけ…?

【その他】
・ALHが夜間の運転に非常に便利です。ヘッドライト上向き/下向きの切り替えは、ほぼ必要ありません。(※カメラ認識なので大雨や極寒の時は作動しないようですが。) 上向きに切り替わる部分の照らし方がカッコいいです。
・エンジンスタートスイッチがやや押しづらい位置のため、「パドルスタートキット」なるものを取り付け(てもらい)ました。右パドルシフトがスタートスイッチの代わりになる代物で、エンジンをかけるのがかなり楽になりました。元のスタートスイッチはもう半年近く触っていません。笑
…走行性能ではないか。
乗り心地

4

【ドライビングポジション】
 この車の特筆すべき点です。自然に着座して、自然に手を伸ばしたところにハンドルがあり、脚を置いたところにオルガンペダルがあり、腰も膝裏も支えられている、疲れ知らずの完璧な運転席です。試乗したCX-3やデミオも健闘はしていましたが、やっぱりアクセラは楽な姿勢をとりやすいです。腰痛持ちの自分には実はここが肝でした。
 また、私は朝と夜で微妙に身長が変わるのですが、座面の高さだけを2-3ノッチ分調節(朝:下げる/夜:上げる)してやるだけで常に丁度良いポジションをとれます。目線は同じなのでHUDの高さは調節不要でした。
 (※この項目への記載で合ってるのかは不明。)

【居住性】
 ファブリックシートが意外にホールド感があり、しかも丈夫そうです。試乗してみて、自分には革シートよりも合っていると感じ、敢えてこちらのものを選んだほどです。
 後席は床面からの座面高さが若干低く、膝が浮いてしまうかもしれません。でも前後が十分広いので、脚を伸ばしてしまえば問題なし。頭上は外見ほどは狭くないです。

【振動】
 乗り心地は固めな方です。多分サスが固いからで、それがロール剛性とかに寄与してる面もあると思います。段差はうまいこといなしてくれます。

【静粛性】
 仕事で乗る軽やコンパクトカーと比べたら断然静かです。が、ロードノイズはCセグ車としては少し大きい方みたいですね。
 エンジン音は、個人的にはもう少し聞こえてもいい気がします。(開発の段階での、静粛性を高める努力を考えると申し訳ない気持ちにもなりますが…。) でもディーゼルエンジンの、地に足のついた音質はとても気に入っています。「こりゃトルク出てますわ。」って音。そこはきっと「ナチュラルサウンドスムーザー」等諸々の技術で雑音を抑えられたことと無関係ではないはず。
 自分は、エンジンの音を聞きたいがために、制振シートや吸音材等を所々取り付けたりして、結果的にかなり静かになりました。これって、簡単で大して費用もかからないので、デフォで施工してればもっと売れてたのかも…?
積載性

4

 Cセグメントのハッチバックで、スタイルと走りに振った車の割には、後席や荷室はとても広いです。
 あと少しだけ開口幅があれば自分の自転車も入ったのですが…惜しい!
燃費

5

 iDM寄りなのであまりエコ運転ではないかも知れませんが、それでも20km/Lは超えてきます。車体の大きさ・年式の割には十分な燃費ではないでしょうか。燃費自体はハイブリッド車には及ばないかも知れませんが、何せ軽油なので燃料費がほぼかからないと言って良いレベル。お出かけはもはや移動そのものが目的と化す始末です。
価格

5

 コスパ最高です。イメージとしては、高級・高性能な車なのに、価格だけは大衆車、のような感じです。
 燃料費も安いので、多少エンジンオイルが高いとしても、維持費はかなり抑えられてると思います。
故障経験
 故障は今のところ全くありません。
 念のためパックDEメンテに入ってます。
 また、よくマツダのディーゼルは煤が…とは聞くので、気休めですが「スートル」や「ディーゼルウェポン」などの添加剤を時折入れてます。

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