マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「42.8kgf-mの圧倒的大トルクを心ゆくまで」のユーザーレビュー

42.8kgf-mの圧倒的大トルクを心ゆくまで

2020.11.21

総評

4年前にアクセラ1.5Lディーゼルに試乗した時、セールスの方から、アテンザ、CX－5、アクセラと2.2Lを積む車は3車種あるが一番その良さが味わえるのはアクセラですよと言われました。その3年後に所有してみてその言葉を日々噛みしめております。
所有して1年以上経ちましたので、マイナスポイントも見つかってきましたが、総合的な満足度は全く変わりません。後継のマツダ3には2.2Lを積まなくなった(1.8Lを搭載)ことを考えても、Cセグメントとしては贅沢なパワートレインを持つ貴重なモデルで、生産中止後1年以上経った今でももし程度の良い中古があれば買う価値はあると思います。

満足している点

・42.8kgf-mの大トルクがもたらす十分過ぎるほどの余裕と、ディーゼル車の既成概念を超えた予想以上にアグレッシブな走り
・大パワーと両立し辛い低燃費を実現(それなりに)
・魂動デザインの申し子的存在(アクセラ5ドアが最も秀逸と自負)
・カタログに載っている装備がほぼ全て備わってる
・トルコンATはメリハリがあってやはりよい(やはりCVTは不自然で嫌い)

不満な点

・車幅(1795mmはやはり日本では広過ぎ)
・天候により作動が左右される一部の安全装置
・アイドリングストップ(同じ踏力でブレーキペダルを踏んでいる筈なのだが作動しない時がある)

デザイン

5

5ドアの後ろからのたたずまいが購入前からずっと好きでした。クルマの形として、HBとセダンではセダンの方が好きですが、アクセラのセダンはトランク部が短くてあまり好みでなかったので、買うなら5ドアと決めてました。
内装も黒が基調の落ち着いた感じです。

走行性能

5

2.2Lの大トルクぶりを散々激賞しましたが、私の場合ほぼ1名乗車で、いまだフル乗車して走らせたことが無く、冷静に考えればパワフルさを感じるのは当然かもしれません。それを割り引いてもあらゆる走行シーンで力不足を感じることはまずありません。

乗り心地

5

脚については程良い硬さと感じます。

キックダウンして変速させ回転が上がるような場合でも喧しさはありません。定速で巡航しているとディーゼル車とは分からない人もいると思います。

アイドリング時はいかにもディーゼルエンジンっぽい音を響かせますが煩くはなく振動も無くはありませんが気にならないレベルです。

積載性

-

余り大量に積んだことが無いので満足も不満もさほどないのですが、荷室の広さ・開口部の縦横・バンパー上までの持ち上げが必要な高さ、ほぼ平均的と思います。

燃費

5

これも満足度高いです。
通勤で40km/日　走ります。
一般道だけだと、エアコンを使わない場合15前後、真夏だと13前後
長距離の高速走行が入ると良化し、20をオーバーします。
最高記録は24.0(エアコン使用せず)です。但しこれは、どこまで燃費が良くなるかと思って実験的に走行車線で80km/hで走り続けた結果ですので
現実的ではないかもしれません。

価格

4

新車価格で331万円のモデルにドライブレコーダーなど付いて3年落ち4万9千キロで200万以下(197万)で買えたのでほぼ満足です。

故障経験

・運転席側ドアミラーが完全に格納しないことが散発
・雨天時や冬季で結露が発生し易い時期などにALH(アダプティブLEDヘッドライト)が作動しなくなる(コンピュータを再学習させるも散発)