マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「アクセラスポーツ15ST(6AT)」のユーザーレビュー

アクセラスポーツ15ST(6AT)

2016.5.18

総評

スペック的に目を見張るものが無いにも関わらず、車はカタログ値が全てでは無いと言わんばかりの魅力を持った車。
純粋に運転する事が楽しい。ATではあるけども、マニュアルモードと完成度の高いダイレクト感のあるATのお陰でMTにとても近い感覚で運転する事が出来る。
エクステリアデザインがとても秀逸なアクセラではあるけれども、何よりも肝なのはパワーユニット、ドライブトレイン、そしてハンドリングの味付けから運転を楽しくさせようという意思が伝わって来る、マツダというメーカーの車の仕上げ方であり仕立て方なのではないかと最近は感じております。

Cセグは日本市場ではプリウスが席巻していますけど、そういう日本市場の中でのCセグの隠れた名車、それがアクセラ。と個人的にですが思っていたりします。

満足している点

1.5Gのフィーリングの軽快さ。そしてフロントが軽い事による車自体の動きの軽快さ。
ATなのにMTと遜色のないダイレクト感、自由な変速、そして人馬一体を感じる事の出来るSKYACTIV-DRIVEの優秀さ。
文句無しのエクステリアデザイン。
オーソドックス且つシンプルにまとまったインテリアデザイン。
包み込まれる様なドライバーズシートに、単眼アナログタコメーター。そしてヘッドアップディスプレイ
I-DMによるドライバー育成。（アテンザに乗っていた時より明らかに滑らか且つメリハリのある運転に）
Boseによるサウンドチューニング
USBにiPodを繋いで音楽が聞ける。スマートフォンも充電出来る！
ナビが付いている。
ハンズフリーで電話が出来る。
ATと相性の良いオートクルーズ機能等々

不満な点

運転が楽しい事で、伸びる走行距離。
綺麗なエクステリアデザインと塗装の為にその維持に手間が掛かる事。

デザイン

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走行性能

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1.5Gはカタログ値では表れない、感覚に訴える部分が秀逸で、回したくなるパワーユニットです。
その感覚に訴える部分はドライブトレインがMTでもATでも変わらない、そういう仕上げ方をしているマツダらしい車作りにも好感が持てます。
自車はマフラーも変えてある為、ATではありますが、マニュアルモードで自分の意志に忠実な変速、そして吹け上がるエンジンとそれに伴うエキゾーストノートは、只の通勤時間でさえ運転を純粋に楽しむ事を演出してくれます。

乗り心地

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乗り心地はオートエクゼのローダウンサスを入れてある為、重心が下がった事による安定度の増加、そしてバネレートが上がり固くなった事でダイレクト感も増し、車を運転するという事の楽しさをより実感しやすい仕上がりとなっています。
ただ、当然というか、純正に比べ乗り心地は悪化しています。しかしそれはダイレクト感とのトレードオフの為、どちらをより多く望むか、という上での選択なので問題とはなっておりません。

積載性

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とりあえず荷物も十分積めるし、車内泊も出来る。という事で十二分に満足しております。
また、助手席で仮眠をとる事が多いのですが、頭用にクッションを用意してシートを倒して横になると・・・これが思いのほか快眠する事が出来ます。

燃費

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燃費ですが、アクセラ1.5Gの個人的に気持ちの良い回転数域が3000から4000の間の為、大抵そこ辺りまで回す為燃費はさして伸びず、12.５位をキープしています。

個人的な感想ですが、回して楽しんでいるにも関わらずレギュラーガソリンでこの燃費であるならば、今のガソリンの値段を踏まえても十分走ってくれていると感じています。

価格

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故障経験

マツコネの動作の不安定さ、そして初期の頃はUSBに繋いでいるiPodとのトラブルが気になっておりましたが、現在は度重なるバージョンアップにより、特に気になる状態ではありません。
また車内の振動、ビビリ音が気になっておりましたが、ディーラーにて対応して頂き、それらの問題が潰された事で今は気持ちよくアクセラとのカーライフを楽しんでおります。