マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「こんな良い車が出てくれるとは。 アクセラ自体は昔から好きだが、ここまで進化してくるとは思わなかった。 乗り出して１年、走行２万４千キロでの評価。 」のユーザーレビュー

こんな良い車が出てくれるとは。 アクセラ自体は昔から好きだが、ここまで進化してくるとは思わなかった。 乗り出して１年、走行２万４千キロでの評価。

2015.1.15

総評

こんな良い車が出てくれるとは。
アクセラ自体は昔から好きだが、ここまで進化してくるとは思わなかった。
乗り出して１年、走行２万４千キロでの評価。


だが他人にオススメできるかと聞かれると違う。
乗る人の条件を選ぶ車ではある。

ミドルハッチバッククラスとしては国内ではかなり大きい車幅。ロングノーズ。

５人乗りとなっているが、実際後席の居住性はデミオと大差ない。あまりに前席優位の車内。

ディーゼル車はパッケージの選択肢がなく車両価格は３００万超、オーバースペックであり、自動車税も年間４５０００円のクラスになっていて、メインのターゲット層である若い独身男性にはこのグレードを選ぶ必要性がない。



だがこの車でないとダメなのである。

満足している点

しっとり落ち着いた足回り。ただ堅いだけでない、しっかりと動いている。より高まったボディ剛性、そして各部にかかるエネルギーの行き場を考え直した構造によって、どんな速度域でも安定している。荷重の移動を意識してやり、車が行きたい方向に進めてやる。自分が思った通りに車が動いた時の感覚はまさに人馬一体である。

それを可能にするのは、ステアフィールがとんでもなく良くなっているから。思った通りの操舵ができる。とてもニュートラルな感覚。

遮音性が向上している。先代はそういった所にあまり注力していなかったのでありがたい。

さらに進化しているAT。前モデルのBL-SKYのスカイアクティブドライブと比べてみてもスムーズさがまったく違う。よりショックレスになっているのに、車速コントロールが容易である。

インテリアは合理的に考えられた上で配置されている。シンプルだが質感良く、先代と比べてみても格段に高級感がある。

ディーゼルエンジンは旧来あるようなものから進化し、燃焼時より格段にNOx/PMの排出量が少ない。
「燃焼時より少ない」ということが重要であり、これを可能にしたマツダは本当によくやったと思う。

エクステリアは言うまでもない。なんとも流麗だ。
ボディラインの陰影が艶やかという表現を用いても間違いはない。
特別塗装の赤を自然光の元で見たら、これ以上良い赤色は半世紀はもうないという程に素晴らしい。

不満な点

唯一不満と思えることは、音楽再生時にマツダコネクトにはランダム再生機能にメモリーがない。エンジンを切る毎にリセットされる。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験