正式発売前にディーラーに入っていた試乗車での試乗であり、生産技術面で安定していない初期ロットであることをお含みください。試乗車はスポーツ15S、FFの
2013.12.15
- 総評
- 正式発売前にディーラーに入っていた試乗車での試乗であり、生産技術面で安定していない初期ロットであることをお含みください。試乗車はスポーツ15S、FFのATで色はソウルレッドでした。販売店周辺で2~30分程度の試乗、かつi-DMの表示をチェックし忘れたため燃費のチェックもできておりません、
総じて、多くの方に積極的にお勧めできる車であると確信できますが、どうしても社外ナビを付けたい方、スライドドアでないと困る方、1,8m近い車幅だと車庫に入らない方は残念ですがアクセラとは御縁がなかった、ということになってしまいましょうか。
そして、結論を言ってしまうと15Sの6MTがお勧め仕様。よりスポーティな走りを求める向きには来春追加される2Lの6MTというチョイスもあるが、少々非力なくらいのエンジンで、ギアをめいっぱい使いこなして走らせる、という知的なスポーツの愉しみ方を普及させるのに、このアクセラは実に好適。
- 満足している点
- 車重1.2t、全幅1.8m級の大柄なハッチバックですが、1.5Lの自然吸気エンジンで、少なくとも街乗りには何ら痛痒を感じないレベルの走行性能はさすが。
確かにグラスエリアはだいぶ狭いですが、それでも実用的な視界は大筋で確保できており、車体感覚の掴みやすさと相まって、そこそこ狭い道でもえいやっと入っていける取り回しのよさ。
そして、マツダらしく実に快適で運転しやすいシート。
基本的に赤というボディカラーを余り好まないのですが、このソウルレッドは惚れてまうやろ。確かに派手な赤ですが、光の加減によってはなかなかにシブく見えたりもして、5万円ものエクストラコストを要求するに相応しい出来栄え。
直噴エンジンならではなのか、アイドリングストップからの復帰が実に俊敏。このアイドリングストップなら発進時にもたもたして渋滞の原因になることもないと思う。
マツダのアクティブマチックはMTモードだとフェイルセイフ以外での自動変速をしないので、2ペダルのMTライクに使うこともできる…が、所詮は2ペダルなので、3ペダルほどの安心感は得られない。
- 不満な点
- プライバシーガラス(マツダではダークティンテッドガラスと呼称されます)のレスオプションができないこと。ほぼ全ての車種で同じことを言い続けていますが、内装のカラーが選べるのだから、暗色ガラスと透明ガラスを同じ方法論で選べるべき。プライバシー確保より視界確保の方を絶対的に優先するニーズも尊重していただけないものか。ただ、透明ガラスの仕様設定自体がないアテンザと違い、アクセラでは15Cグレードでセットオプションを選ばなければ素通しガラスの仕様があるため、自分で別途部品を購入して交換してもらうことは可能と思われるが、それでもこんなことは生産段階で対応してくれという話。
視界はそれほど悪くないが、ドアミラーの鏡面面積がやや小さく、これはもう少し鏡面を大きく取ってもいいと思う。
また、マツダもリアフォグランプのオプション設定がないので、これもなんとかしてもらえないか。積雪寒冷地在住のあたしとしては、ヒーターつきミラーなどの装備とセットで寒冷地仕様を設定してもらえると嬉しい。
2LガソリンにはあとからMTが追加されるのだけど、四駆にもMTが切実に欲しい。北海道の圧雪アイスバーン路面では、断然3ペダルMTの方が安心感がある。
評価の低いマツダコネクトだが、これはソフトウェアの改良を経ていくことが前提としてあるので、ナビ回りについてはまだ評価を決定するには早いと思う。社外ナビを付けられない点については、あたしは基本自動車にはタッチパネル操作系を持ち込むべきでないと考えており、この観点からマツダコネクトへの期待は高い。
テレビチューナの画質についても、走行中に見るものではないし、そもそもモニター側がフルHDの画素数を持っていないのだから、ワンセグレベルで十分だと思うのはあたしだけか。
マツダコネクト絡みで、一つチェックできなかったのがウォークマン(I HATE Apple!)のUSB接続に対応しているかどうか。オーディオ機器のBluetooth接続を信用できない経験をしていることと、現在使っているウォークマンがタッチパネル操作系の機種であるため、USB接続でコマンドコントローラからコントロールできなければ、AUX入力にオーディオケーブルで接続してウォークマンで再生操作する、という本末転倒な事態になってしまう。これも、現時点で対応できないのであれば、ソ
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