ロータス エヴォーラ 「エリーゼRが完売したので手放せない クダラナイ「薀蓄」 最初にロータス社について簡単に触れておこう。'60~'70年代に一世を風靡したF1チーム&スポ」のユーザーレビュー

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ロータス エヴォーラ

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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エリーゼRが完売したので手放せない クダラナイ「薀蓄」 最初にロータス社について簡単に触れておこう。'60~'70年代に一世を風靡したF1チーム&スポ

2011.12.30

総評
エリーゼRが完売したので手放せない
クダラナイ「薀蓄」
最初にロータス社について簡単に触れておこう。'60~'70年代に一世を風靡したF1チーム&スポーツカーブランドであり、スーパーカーブーム世代にとっては漫画“サーキットの狼”の主人公が乗っていた(ロータスヨーロッパSP)こともあって馴染み深い。
 そんな英国名門スポーツカーメーカーも、現在では事実上マレーシアの国策企業/プロトンHD傘下にある。とはいえ、車両の開発生産はイギリスで行われており、二代目エリーゼ以降、ピュアでマニアックなスポーツカーを提供し続けてきた。ちなみに、2010年からF1に復帰したロータスとは直接的な関係はない(名称貸与)が、あちらもマレーシア資本であることから、将来的には何らかのカタチで結びつくと目されている。
 エヴォーラはエリーゼより上級という位置づけのミッドシップスポーツカーだ。トヨタ製3.5リッターV6エンジンを運転席の背後に積んでいる。面白いのは、2+2レイアウトであること。その昔、フェラーリに4座のミッドカーがあったが、現在では世界を見渡してもエヴォーラのみ。もっとも、フェラーリとは違って後席は英国2by2の伝統に則り、完全にエマージェンシー。2シーターモデルも用意されるほど、狭い。
満足している点
インテリアエクステリア
 今となっては“懐かしい”サイズ感である。そんな限られたサイズの中で、大胆なマスクや抑揚のあるフェンダー、ダイナミックなサイドライン、そして個性的なルーフラインなどにより、存在感のある格好いいミッドシップカーとして成立させた。絞り込みの利いたウエストラインあたりは、スーパーカー好きの心をときめかせるに十分だ。なかなかツウ好みの雰囲気を発していると思う。
 エリーゼなどに比べると、インテリアもぐっと高級である。
 レサー巻きのステアリングホイールはボトムフラットタイプ。ウィング形状のダッシュボードはシンプルにまとめられている。上下方向は問題ないが、左右はやはりタイトだ。
所有の満足度
 現代の最新モデルに慣れた身には、“おや? おや? おや? ”の連続である。いろんなノイズや振動がしっかりと身体に伝わってくるし、操作系も華奢で、どっしりとした安定感とは無縁だ。街中をそろそろと走っているうちは、いかにも古典的なミッドシップスポーツカーである。
 多くの人はその段階で、もう乗りたくなくなるかもしれない。それはそれで一向に構わないと思う。そもそもひとにぎりの人、このクルマの良さを理解できる人だけが楽しめばいい、趣味のクルマだからだ。
 そして、はっきり言って古くさい街中でのライドフィールを我慢できた人には、その先に最新のクルマがいつの間にか忘れてしまった本当の“人馬一体”感が待っている。速度が上がるにつれ、コーナーをこなすにつれ、ノイズや振動は気持ちやフィーリングと共鳴したかのように気にならなくなり、クルマと身体が一体化してゆく。その過程が、身震いするほど楽しい。
 クルマの反応はすべて、人の操作に対して自然で力みがなく、クルマの側も無理な運転をさせないようにふるまう。しかも、腰を中心に曲がってゆくかのようなコーナリングは極めて正確なラインを描き、その手応えもまたクルマと身体が一体化してゆくものだ。260psというパワーも、ちゃんとアクセルペダルを踏み込める範囲内だから楽しい。
 そして。ドライブを楽しんだあと、街に戻れば、もう最初のようなバラバラとした感覚がすっかり消えてしまっている。完全にクルマと一体化したかのように...。
不満な点
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デザイン

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走行性能

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乗り心地

-

積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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