ロータス エリーゼ のみんなの質問

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メカニカルシールについて。

カートリッジ式とノンカートリッジ式の違いを教えてください。
ノンカートリッジ式は取付が面倒らしいとは聞いてますが、なぜ面倒なのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

例をあげて説明します。
例えばウォーターポンプには、メカシール使われていますね。
古い年代のクルマの場合、ポンプのハウジング(たいていは鋳鉄やアルミ鋳物)
に汎用のシールやベアリングを組み付ける形で構成されています。
この構造のメリットは、ほとんどの部品が汎用品のため、寸法と仕様さえあっていれば、メーカーを問わずパーツの組み換えやオーバーホールが可能なことです。
デメリットは、部品点数が多くなり、整備に手間がかかること。
また、組みつけのノウハウがあるていど必要で、例えば、ハウジングの取り付け面がちゃんと出ているかとか、ボルトの締め付け手順を間違えると、ハウジングがゆがむことがあるなど、整備する人間の技能によって、結果が異なることです。
私が過去に分解整備した車では、フェラーリの308系は、このタイプでした。

もう少し新しい年代の車は、同じウォーターポンプでも、軸受やシールを一体のユニットにして、ハウジングに取り付けるタイプのものがあります。
この形式のメリットは、交換が簡単で部品点数が少ないことです。
デメリットは、メーカー側で部品の供給をやめてしまうと、整備もオーバーホールも不可能になる可能性が高いことです。
ロータスエスプリのポンプはこのタイプでした。

もっと進んだ年代の車になると、ウォーターポンプ自体がメカシールごとアッセンブリになって、基本は、アッセンブリ交換で整備するようになります。
メリットは、交換整備にほとんど経験値を必要としないことです。
デメリットは、部品自体の単価が高くなることです。
ロータスエリーゼ、AE86トレノなどは、このタイプです。
現行の車両もほとんどこれでしょう。

実際に作業すると、AE86で30分から1時間程度、308GTBだと3日かかりました。
理由は部品点数のこともあるのですが、周辺部品の分解にかかる手間が違うためです。

質問者からのお礼コメント

2019.4.28 11:18

ご丁寧にありがとうございました。
非常に勉強になりました。
感謝申し上げます!

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