レクサスnx300に乗っているのですが、トヨタノアに乗っている時よりもアイドリングのカタカタ音が小さいのはなぜですか？

Answer 1

ベースであるトヨタ車両と比べ、レクサスが最も異なるのは吸音材の量です。

ボンネットやタイヤハウスの内側を見れば分かりますが、吸音材の有無がはっきりと分かると思います。（トヨタ車両の方がメカ、配管、電装配線部分がはっきり見えます）
また表から違う部分として、制振材が大量に使われています。所謂アスファルトシートです。

ご質問のアイドリング音についてですが、バルクヘッドやトランスミッション周りにこの吸音材と制振材を大量に使用しています。

このため内装の重量差も含んではいますが、車重は数十キロ以上増加する傾向にあります。

Answer 2

レクサス車の場合、トヨタ車と同じプラットフォームを採用していても、走行品質を高めたり、室内の静粛性を高めたる為の差別化が施されています。

例えば、路面からの入力等を振動として室内へ影響を与えないように、ボディ全体の剛性を高めています。
具体的には、通常のスポット溶接に加えて、レーザースクリューウェルディング（レーザー溶接）と構造用接着剤を使い、面での接合を行う事でボディ全体の剛性を上げています。

また、室内の静粛性を高める為、内装側にもトヨタの標準よりも多くの遮音材、吸音材、を増やしています。
このようなコストが掛かる差別化の積み重ねが感じられる差として出ているものと思います。