レクサス LM 「アルヴェル+α」のユーザーレビュー

ゆーすけ1017 ゆーすけ1017さん

レクサス LM

グレード:500h“エクゼグティブ”_AWD(AT_2.4) 2023年式

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
-
デザイン
3
積載性
3
価格
2

アルヴェル+α

2024.2.4

総評
後ろに乗せてもらうには、これ以上ない圧倒的な車なのだと思いますが、運転している限りは2,000万の車というオーラがない、普通の良い車でした。

乗り心地やハンドリングにまったく不満はないのですが、そこには想像を超える驚きはなく、アルヴェル(未試乗ですが。)でも十分なのではないかと思わされました。

2.4Lターボハイブリッドはこの車にマストだと思いますが、静粛性は要改善だと感じました。

実際、LMは当初の想定通りに売れていないようなので、やはり日本人は慧眼です。

パーテーションがない7人乗りが1,500万くらいで導入されれば、それなりに需要があるかもしれません。

結局のところ、アルヴェルと全く別物な車ということはなく、アルヴェル+αの車という印象でした。
満足している点
・圧倒的なおもてなし装備

LMの中でも、最上級グレードだけあり、スイッチ一つでなんでもできます。

シートも大型でテーブルまで付いていて、まさに苦しゅうないという感じです。

・ノーマルモードのバランスの良さ

リヤコンフォートモードやスポーツモードがありますが、個人的には一般道から首都高までノーマルモードがバチっとハマりました。

カスタムモードで、ステアリングだけスポーツにして重くしたセッティングが1番快適で走りやすかったです。

スポーツモードはリヤからのコツコツとした突き上げが明確に増え、リヤコンフォートモードは突き上げはない代わりに高速走行時の上下動がなかなか収まらないなど、選択したモードによりはっきりと個性があるので、状況に応じてうまく切り替えられればもっと快適に乗れると思います。

・2.4Lターボハイブリッド

重い車重をものともしないパワーです。

6段ATもスムーズな変速で、この点はトヨタ車らしくよく磨かれています。
不満な点
・意外とうるさい

特に0発進時はかなりエンジンがうなる感じがあります。

加速に不満はありませんが、RX350と同じ直4丸出しの音なので、それもまた残念な点です。

2,000万の車と考えるとはっきり物足りないです。

・ナローなタイヤサイズ

アルヴェルと同じく225幅のタイヤなのですが、2.5tの車重にはかなりギリギリだと思います。

直進時は安心してハンドルを握れますが、キツめのコーナーになるとステアリングが軽くなったり、想定よりアンダー気味になるので、せめて235くらいの幅があってもいいと思います。

見た目も貧弱です。

ヴェルファイアにはディーラーオプションで235の20インチの設定があるので、物理的に履けないわけではなさそうです。

・スライドドアの有効開口部の狭さ

スライドドア自体はガバっと開きますが、パーテーションの厚みがあるため、乗り込みに使える有効幅が狭く、ちょっと乗り込みにくいです。
デザイン

3

いい意味でアルヴェルよりあっさりしていて、レクサスらしいデザインに差別できたと思います。

シーケンシャルウインカーではないのもポイント高いです。

自分で選ぶなら、パーソナル感があるソニックチタニウムにします。
走行性能

4

パワー的には全く不満なく、よく走ります。

6段ATがあっても、変なタイムラグはなくスムーズかつ即座に必要なパワーが得られて、価格に応じた走りができます。

ただし、静粛性はもう少し何とかした方がいいと思います。

アイドリング時にボンネットを開けたところ、品のよくない類の音(カラカラ、カチカチ)が出ていたので、エンジン自体の問題もあるのかもしれません。

ハンドリングはミニバンと思って運転をすると不満は出ないと思いますが、少し速度を出すとまぁやはりミニバンです。

直進安定性は高いので疲れにくいですが、タイトなコーナリングになると、タイヤが重さに負けている感じがするので、タイヤにもっとキャパを持たせたいところです。
乗り心地

4

リヤコンフォートモードにすると、はっきり乗り心地がよくなります。

運転席にいてもその恩恵は受けられると思いますが、ダンピングが弱いような感じになるので、舗装がキレイなところや低速域で活きると思います。

スポーツモードは120km/hくらいの速度域でもはっきり入力を感じるので、タイトなワインディングにでも持ち込まないと活きてこないかもしれません。

結果、ノーマルモードが街乗りから高速まで1番バランスがよかったです。
積載性

3

リヤシートが立派でもさすがに全長がある車なので、ラゲッジは十分確保されています。
燃費

-

測っていませんが、エンジンがの登場頻度が多いので、あまり良くはないでしょう。

まぁ、燃費を気にする人が買う車ではないので、問題無いと思います。
価格

2

リヤシートのおもてなし装備を考えると高くないのかもしれませんが、運転席に乗っている限りは、価格なりの価値を感じられません。

センチュリーSUVに未試乗なのでなんともいえませんが、TNGA-Kプラットフォームでは2,000万のオーラを感じさせるのは限界があるのではないかと感じました。
故障経験

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