レクサス IS 「付加価値の欠損 このレクサスISという車、プラットフォームはクラウンやマークXと同一である。 同一エンジンを積むクラウンやマークXより割高に見えるが、」のユーザーレビュー

付加価値の欠損 このレクサスISという車、プラットフォームはクラウンやマークXと同一である。 同一エンジンを積むクラウンやマークXより割高に見えるが、

2008.10.18

総評

付加価値の欠損
このレクサスISという車、プラットフォームはクラウンやマークXと同一である。
同一エンジンを積むクラウンやマークXより割高に見えるが、レクサスは高価な純正ナビ等が一番下のグレードでも標準装備になるので、オプションをIS並みにしたクラウンやマークXとの同一排気量同士での比較では若干高い程度である。
ではその若干高い価格差を何に対して払っているのか？　と問われると疑問が生じる。
クラウンのほうが静かだし、後部座席も広い。しっかりとした走りが好みの人にとっても、マークXとの走りの差は感じにくいだろう。
レクサスというブランド料だけにお金を余計に払うのか。それにしてはあのロッテリアみたいなマークは重みがない。
運転してみれば十分高級車だ。BMWやメルツェデスを運転したことがなければ、有難く感じるだろう。
しかし、確かにISを運転した後に、FITあたりを乗ると走りは若干チープだし、ややノイズも大きい気もするが、気にならない。数分ですぐにFITに馴れてしまう。この程度の差にFITの3倍も4倍もの金額を払う価値があるのか甚だ疑問だ。
世界的に見ても、4万ドル以下のクラスでは日本車が圧倒的シェアを誇るが、4万ドルを超えたとたんにドイツ車に大幅なシェアを取られてしまう。
4万ドルを超える世界では、運転する楽しさや質感、フィーリングなどが重視されるが、レクサスにはこれがまったく欠けている。トヨタの改善方式では、ネガはどんどん潰されていくが、ポジはまったく伸びていかない。
スバルなら高級車クラスでも通用する運転する楽しさは出せるだろうが、内外装が全然駄目だし。
両社のアライアンスでどうにかできないものかと思ってしまう。200万円のFRスポーツを共同開発する前にやるべきことがあるだろうに。

満足している点

IS、つまりインテリジェントスポーツという割りにはかなり静か。
・癖はないけど、バランスの良いエクステリアデザイン。個人的には大好き。
・様々な装備がこれでもかというくらい標準でついている。買うときは色を選んでハンコ押すだけ（値引き交渉もできないから）。

不満な点

IS、つまりインテリジェントスポーツという割りにはかなり退屈。
・操作ボタンに、醜悪なロゴの日本語つけるのは止めて欲しい。そういう変な親切はクラウンでやればよい。レクサスには帰国子女のように振舞ってもらいたい。
・レクサスISなんか乗るより、プリウスに乗っているほうがよほど周囲のうけは良い。レガシィのほうが安くて実用的で楽しい。エクストラコストを払う割りに得られないものがあまりにも多い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験