ジープ コンパス 「アメ車? イタ車? いいとこ取りのSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

山田 弘樹
山田 弘樹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

2

デザイン
3
走行性能
1
乗り心地
3
積載性
3
燃費
3
価格
2

アメ車? イタ車? いいとこ取りのSUV

2021.9.27

年式
2017年12月〜モデル
総評
乗用車的な柔軟性を備えながらも、芯の部分はしっかりジープの強さを秘めており、なおかつ見た目は小さなチェロキー。輸入車としての買いやすさ、日本の道路環境に適したサイズ感と共に、お買い得感のあるロングセラーモデルだと思う。
満足している点
ガジェット感のある液晶モニターと、ヨーロピアンテイストなインテリアの組み合わせは新鮮。先代型より一気に洗練されて、その魅力が大きく高まったと思う。
不満な点
四駆モデルの9ATはレスポンスに欠ける印象で、ここはもう少し制御を改善してほしい。
デザイン

3

"ラングラーやチェロキーほど本気さを匂わせず、レネゲードほどくだけてもいない。いろいろな意味で""いい塩梅""で、乗用車として使いやすいデザインパッケージだと思う。"
走行性能

1

エンジンは1種類。車重が110kg軽いFWDモデル(6速AT)がよりきびきびと軽快である。対して4WDは9速ATの割にアクセルの踏み込み量が多いのが気になるが、トルクでゆったり走る出力特性。FWDではヨーロッパ的な走り、4WDではアメリカ的な走りに通じるといっていいかもしれない。
乗り心地

3

高い車高を支えるサスペンションはきっちり作り込まれており、カーブでは軽快な走りを見せ、通常はフラットな乗り心地を実現している。
積載性

3

トランク容量は通常で約524L、リアシートを倒せば約1494Lを確保。リモコンキーで開閉可能な「パワーリフトゲート」や高さ調節機能付きカーゴルームなどいろいろと楽しませてくれる装備が満載なのは、アメリカ育ちゆえだろう。
燃費

3

FFで11.8km/L、4WDで11.5km/Lと、車重や排気量を考えればまずまず。輸入車の中でレギュラーガソリンOKという点も希少。
価格

2

"街乗りならFWDで十分だが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やリアパークアシストなど装備の充実したロンジチュードが妥当な線かも。価格は高いとも安いとも言えない微妙なところだが、ジープのラインナップであえてコンパスを選ぶのは""ツウ""の選択とも言えそうだ。"
山田 弘樹
山田 弘樹
自動車ジャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
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