2019年1月
■2019年1月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」を一部改良して、2019年1月17日に発売した。
今回の一部改良では、機能・装備を強化して安全性と快適性を向上した。最上級グレードの「リミテッド」は、START&STOPシステムを新たに採用。また、従来ラグジュアリーパッケージのセットオプションとして提供されていたパワーリフトゲートを標準装備した。
ブラックペイントルーフの採用により、スタイリッシュなエクステリアを実現した「ロンジチュード」は、新たにクラッシュミティゲーション(衝突軽減ブレーキ)付の前面衝突警報やLaneSense車線逸脱警報プラス、ParkSense縦列/並列パークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロールなど、「リミテッド」と同等の運転支援システムを採用した。さらに、雨量感知機能ワイパー、オートハイビームヘッドライト、自動防眩式ルームミラーなどを追加して、安全・快適性を大幅にアップした。
また環境に配慮して、全グレードでカーエアコンの冷媒使用量を減少。ボディカラーは全5色を設定した。
■2019年3月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「モハベサンドエディション」を設定して、2019年2月26日に発表、同年3月9日に100台限定で発売した。
「モハベサンドエディション」は、アメリカ南西部の広大なモハベ砂漠をモチーフに開発。ボディカラーはコンパスとしては初採用となるベージュ系のMojave Sand C/C(モハベ・サンド・クリアコート)を採用。ベースモデルの「ロンジチュード」の特徴的なブラックルーフとのコントラストと相まって、引き締まった印象に仕上げている。インテリアカラーはボディカラーを基調とした、ベージュとブラックのツートーンの配色で、上質な空間を演出する。
また数々の安全機能および装備の充実化を図りつつ、価格はベースモデルから据え置きとした。
■2019年9月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「トレイルホーク」を設定して、2019年8月29日に発表、同年9月7日に152台限定で発売した。
「トレイルホーク」は、アーバンからオフロード走行までこなすオールラウンドな限定モデル。高いオフロード性能を誇るジープのなかでも、過酷なトレイルで一定の性能試験をパスしたモデルのみに与えられる「Trail Rated」バッジを備えた、コンパスでは唯一のモデルだ。
オフロード性能を強化する装備として、路面状況に合わせて「AUTO」、「SNOW」、「SAND」、「MUD」の4つの走行モードを選択できる4×4システム「セレクテレイン システム」を備え、オフロードの低速走行で威力を発揮するローギアを組み合わせた。これにより、急な登坂や岩場など大きな駆動力を必要とする場面においても、安定した走破性を実現するという。
エクステリアは、マットブラックのボンネットデカールやブラックルーフを採用。またボディの随所に、ダークグレーやレッドのアクセントをあしらった。さらにオフロード走行時にフロントサスペンションやトランスファーケース、フューエルタンクなどの重要部品を保護するスキッドプレートを装備して、タフな雰囲気を強めている。
インテリアは、TRAILHAWKロゴ入りレザー/ファブリックシートやレッドステッチ入りインテリアアクセントといった特別装備のほか、汚れた物を収納するときに便利なリバーシブルカーゴフロアやラバーフロアマットなどを装備して、アウトドアの利便性を向上した。
また機能面においては、バイキセノンヘッドライトをはじめ、クラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、LaneSense 車線逸脱警報プラス、安全な車線変更をサポートするブラインドスポットモニター、Parkview リアバックアップカメラなど、上級グレードの「リミテッド」に匹敵する安全装備を備え、安心なドライブをサポートする。
ボディカラーは、モハベサンドC/C(限定80台)とブリリアントブラッククリスタルP/C(同72台)を設定した。
■2019年10月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「Sモデル」を設定して、2019年10月10日に発表、同年10月19日に160台限定で発売した。
「Sモデル」は4×4システムや9速オートマチックを搭載するほか、バイキセノンヘッドライトやフロントシートヒーター、BeatsAudioプレミアムサウンドシステム、パワーリフトゲートなどの豪華装備を標準装備する上級グレードの「リミテッド」をベースに、グレー系のアクセントカラーを随所に取り入れることで、都会的なデザインを特徴とするコンパスをさらにスタイリッシュに仕立てた特別仕様車。エクステリアは、ブラックを基調にダークグレーを部分的にあしらったフロントグリルをはじめ、グラナイトカラーのウインドウモールディングやフォグランプベゼルを採用した。またブラックペイントルーフにダークグレーのルーフレールを組み合わせた、通常モデルにはないカラーコーディネーションを実現した。さらにグラナイトカラーの専用19インチアルミホイールやSバッジを施して、プレミアム感を高めている。
インテリアは、グレーステッチ入りのブラックレザーシート(フロントパワーシート付)のほか、ガンメタルインテリアアクセントやブラックのヘッドライナーを特別装備した。また裏面を拭き取りやすい材質としたリバーシブルカーゴフロアを採用。アウトドアなどで汚れたものをラゲッジルームに積載する際に重宝する。
ボディカラーは、ヴォーカルホワイトとミニマルグレーの2色(内装色はいずれもブラック)を設定した。
■2020年4月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「トレイルホーク」を設定して、2020年4月2日に発表、同年4月18日に100台限定で発売した。
「トレイルホーク」は、道無き道を極低速で走行する場面で役立つ「Jeep アクティブドライブロー」を搭載。急な下りの勾配路を一定の低速で安定して降りられるヒルディセントコントロールも備え、高いオフロード性能を発揮する。 またダークグレーのアクセント付ブラックグリルやダークグレードアミラー、ダークグレールーフレールなどを採用して、全体を引き締まった印象でまとめている。そのほかレッドのTrail Ratedバッジをあしらった。
車体には、フューエルタンクやフロントサスペンション、トランスミッションといった基幹部品を衝撃から保護するスキッドプレートを装着し、タフな印象を強めている。
インテリアは、レザーとファブリックを組み合わせたTRAILHAWKロゴ入りコンビネーションシートを採用。またレッドステッチ入りのインテリアアクセントを施した。加えて、アウトドアギアなどの積載に便利なリバーシブルカーゴフロアや、ラバーフロアマットを備えて、実用性を高めている。
ボディカラーは、通常モデルには設定のないグレーマグネシオメタリックP/C(内装色はブラック)を採用した。
■2020年5月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「ナイトイーグル」を設定して、2020年4月24日に発表、同年5月9日に200台限定で発売した。
「ナイトイーグル」は、エクステリアの随所に専用のブラックパーツをあしらって、スタイリッシュなデザインを追求したモデル。「ロンジチュード」をベースに、フロントまわりの印象を引き締めるブラックフロントグリルを採用した。またベース車に比べて大径化した18インチのブラックアルミホイールを装備して、足元を精悍に演出。アイキャッチとなるJeepバッジとモデル名を示すバッジは、ブラックでコーディネイトされるとともに、インテリアにもピアノブラックのアクセントパーツを施した。
またエクステリアにはブラックフォグランプベゼルやブラックウインドウモールディング、インテリアには専用デザインとなるシート(運転席4ウェイパワーランバーサポート付)を特別装備した。
ボディカラーは、特別色となるグレーマグネシオメタリックとヴォーカルホワイトP/Cを設定した。
■2020年12月
FCAジャパンは、ジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」に特別仕様車「Sモデル」を設定して、2020年12月1日に発表、同年12月12日に100台限定で発売した。
「Sモデル」は「リミテッド」をベースに、ブラックを基調にダークグレーを部分的にあしらったフロントグリルをはじめ、グラナイトカラーのウインドウモールディングやフォグランプベゼルを採用。さらにグラナイトカラーの専用19インチアルミホイールやSバッジを装備して、プレミアム感を高めている。
インテリアは、グレーステッチ入りのブラックレザーシート(運転席パワーシート付)に加え、ガンメタルインテリアアクセントやブラックのヘッドライナーを特別装備。一方、裏面を拭き取りやすい材質としたリバーシブルカーゴフロアは、アウトドアなどで汚れたものをラゲッジルームに積載する際に重宝する。
ボディカラーは、ブリリアントブラッククリスタル(内装色はブラック)を設定した。