バイクのタイヤについて、最近の大型バイク、リアタイヤがとても太くなっています。

Question

観察して見るとほとんどのタイヤが端まで使われずにいるようですが、あれならタイヤを細くしても問題ないと思うのですが、サーキットなどを利用する人な除きます。
たとえば180をはいている人が左右1ｃｍ残しているのなら160で十分ではないかと、、、
しかしメーカーが作ったバイクだからやはり180なら180が良いのですか？
バランスなどを考えると純正サイズが理想になるのですか？

Answer 1

最近というか、かなり前から太いタイヤがはやりだよ。

車と違ってバイクのタイヤは丸いので幅全てが同時に接地しません。
なので、2cm太くしても、接地幅はさほど増えないんですよね。

それに、倒し込めず端を使っていない人が、180から160に変えるともっと端は使えなくなります。これはバンク角が使えてない人が、タイヤを細く尖らせると、余計端が使えなくなるからです。※実際には細いタイヤで車体のバランスが崩れるので、多少は倒せるようになりますけど。

個人的には、一部のSSを除いてリッターマシンはもっとタイヤは細くても大丈夫だと思いますよ。車重が軽いのにタイヤを太くするから、面圧が足らず低ミュー路で滑り易くなっていると思います。
ただし、安易にタイヤを細くすると、バンク時の設置位置が変わりますので車体のバランスが崩れます。

質問者からのお礼コメント

やはり設計時にバランスなど多くの事を考えてのサイズのようなので、純正が一番良さそうですね、設計者の意図を考えてバイクの性能をより引き出せるような運転ができたら素晴らしと思います。

Answer 2

タイヤの限界まで使うためにはパワーが必要です。
パワーとは重力、遠心力、アンチスクワットです。
タイヤがこれらのパワーで撓むので、接地面積が増え、コーナーではタイヤの端まで強く接地します。
バンク角も関連しますが、そこそこの速度で無理にバンクさせてタイヤの端を当てる事とは意味が違います。

つまり公道ではそうそうは全部使えないわけで、大型の基本サイズならそこそこ飛ばして全て接地してても強く撓み当たる事はありません。

なお公道スピードでの太いタイヤのネガティブな特性である旋回性を良くするためにタイヤをワンサイズ 180なら170に小さくするチューニングはありますが、接地に関しては先程の理由でそう変化はありません。

また外径が若干変わるので車高調整できない車両だと違和感がある場合があります。

Answer 3

機能的には前の方の言う通りで、大抵のライダーはそこまで倒し込めないので、見られたら恥ずかしい減り方です。

Answer 4

車と違い、バイクのタイヤは丸い断面ですね。
タイヤ幅が大きくなる毎にタイヤの断面半径が大きくなるので接地面が増えますね。
ハイパワーになると、その接地面のちょっとした差が大事なんでしょう。

峠やサーキットばかり走れば、両サイドも綺麗に減りますけど、ツーリング主体であれば、直線道路の方が多いから真ん中しか減らないのは当たり前です。