いすゞ ミュー のみんなの質問

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ESP(横滑防止装置)の有効性ついて。時速100kmを超える速度での危険回避(急ハンドルで避ける)ではESPなしの車ではスリップしてしまうのでしょうか?晴れて乾いた道路を想定しています。お願いします。

先日友人の車(ベンツ)で夜中に街灯のなく暗い高速道路を移動中(時速110km程度)に動物が飛び出してきました。そこで急ハンドルで回避したのですが、友人はESPがなければ危なかったと言っていました。本当に急に飛びでしてきて、私の車(ESPなし)では大事故になっていたのではないかと心配です。お願いします、長文失礼しました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

横滑防止装置はアクセルONが条件です
パニックブレーキはABSの役割です
ABSの作動前にハンドル操作するとスピンする場合があります
その場合ESP(VSA)が有効でしょうね
それでも極端な低ミュー路だと効かないでしょう

その他の回答 (6件)

  • ご質問者様

    「ESP」「ベンツ」のキーワードから初代Aクラスが発売された時の事を思い出しました。
    鳴り物入りで「メルセデス初のFF」「二重フロア構造」等、安全面を強くアピールする筈がESP装備無くエルクテスト(ダブルレーンチェンジ)で制御不能にとなる欠陥が発覚。急遽、出荷を取り止め全車ESP標準装備としました。
    安全運転を励行されている方でも外的要因で急ハンドルを切らなければならない状況となった場合を考えれば非常に有効です。

  • ESPでの急ハンドル時のヨーコントロール(Yaw Control)は、ABS制御での姿勢制御として動作します。
    スリップを検出したタイヤの対照位置にあるタイヤにブレーキをかけることで、スリップでの車両の姿勢と逆相に姿勢を乱すことで、スリップしたタイヤのスリップを止めることができます。
    結果としてヨー(車両の左右方向の回転)を抑えることができます。
    ただ、あくまでも、姿勢バランスを逆相に崩すことでスリップを停止するものなので、バランスを崩してもスリップが収まらない場合は、スピンすることになります。(ESPがなければ、もっと早くにスピンしてしまいますけど。)
    ベンツに搭載されているESPは、同じ市内のBOSCHと共同で開発されたABSシステムに組み込まれています。
    特にドイツ車の場合は、高速での効率的なブレーキを行うために、高度なタイヤ制御を行っています。
    タイヤ1回転の車速パルスは最新のものでは、100パルスにも達しています。
    タイヤの周長は凡そ2mですから、概ね2cm単位でのタイヤ制御が行われているので、高速での横滑り静止性能は日本車と比べるとまったく挙動が異なります。
    日本車の場合は、車速パルスはほとんどが4パルス(日産車の一部に8パルスがありますが)なので、概ね50cmの精度でしかタイヤの制動精度がありません。
    (余談ですが、プリウスのABS遅延問題のリコールで50cm遅延するという障害はこの精度分の処理遅延が起こったためです。)

    欧州では、エルクテストと呼ばれる、飛び出し障害物回避基準があり、その基準を満足する必要があります。
    過去にMercedesはAクラスの発売で、エルクテスト問題を起こしており、ESPを標準搭載することでエルクテストをパスした経緯があります。
    そのため、MercedesはESP機能は他のメーカーよりも性能が向上しています。
    おそらく、友人の話も間違っていないでしょう。
    Aクラスは車両設計変更を行わずにESP標準だけでエルクテストを回避していることからも、ESPの効果は絶大ですよ。

    (taka_match_windowさんへ)

  • ESPが動作すると、ドライバーには自分が操作しているハンドルやアクセルの挙動とはっきり違う挙動が起こるので明確に分かりますから、ドライバーがそう言ったのならESPが動作したのかも知れません。

    とりあえず以下のURLが参考になるでしょうか。

    http://www.bosch.co.jp/jp/esc/videos/video-esc-1.asp

    http://www.asahi.com/car/nambo/13a.html

    基本的に高速道路でとっさのハンドル操作が発生した場合の安全確保についてはESPは非常に効果的で、私も突然の割り込みでESPに助けられたことがあります。

    ただ、ESPが目指している目的をドライバーがはっきり認識していることが大切で、ESPはあくまでも前輪タイヤが向いている方向をきちんと保つように制御する安全装置だと言うことです。
    ステアリングの回転軸に付いている角度センサーで前輪が向いている方向を感知し、その方向を保つように4輪のブレーキとアクセル開度を自動コントロールして車の姿勢が崩壊するのを防ぎます。
    ですからドライバーがパニックになってハンドルを左右にぐるぐる回したりすればESPは混乱し、安全装置としての機能を失います。
    滑ったり急ハンドルで危険を避けても、ドライバーがその後行きたい方向にハンドルを向けることが大前提なのです。
    わざと急ハンドルを切ったり、急カーブでアクセルを煽るような操作がESPの性能を試す操作にはならないことも、これで分かるでしょうか。

    また、同じESPでも車メーカーによって、あるいは同じ車メーカーの同じモデルでも時代によってその性能が違います。
    やはり新しいモデルであればそれだけ、ESPは安定感のある動作をするようになります。

  • ESPは万能ではありませんが、崩れた姿勢を早く復帰するのには有効な気がします。
    友人のベンツがESPのおかげで回避できたのかどうかは判断できませんが、急ハンドルを切った後に姿勢を制御する働きはあったと思います。

    私の場合、アリストとベンツでESPの効果を体験しましたが以下の通りです。

    アリストの場合
    高速道路進入路のカーブが凍結で80キロぐらいで急に滑りはじめました。
    絶対的にグリップが足りない場合にはESPが付いていようがいきなり滑ります。
    以前よりFR車でサーキット走行等をしていて滑るのにはある程度対処できるのでとっさにカウンターをあてましたが、経験上おつり(振り返し)は免れないな、と思って身構えました。
    しかし、予想に反しアリストはESPの警告音が鳴ると同時に、振り返しもなくあっさり収まりました。ESPブラボー

    ベンツの場合
    スキー場への雪道の峠で、ESPの効き目を試したくなって、あえてオーバースピードでターンインしたりコーナーリング中にアクセルを踏み込んだりしてみました。路面のミューが極端に低い事もあってか、意外なほどあっさりとESPの警告音が鳴り始めました。
    挙動が安定するというよりは、アクセルのレスポンスが極端に悪くなり、フワフワした感じで自分で制御できる感じが無くなりました。
    多少の無茶では、大きく挙動が乱れる事はないですが、勝手に車が動く感じがしてかえって怖い感じです。
    さらに、急なステアリング操作とアクセルを試すと、ESPの制御の範囲から出た様で、横滑りは収まりません。
    滑り始めてからはアクセルの踏み込み量に関係なく、エンジンの回転が上がらなくなりますから、こうなるとステアリングで修正できなければアンダーステアで刺さるか、ハーフスピンぐらいは覚悟する必要は出てきます。ESPが残念な働きもしてしまいます。

    これは雪道での経験ですが、晴れて乾いた路面であっても、速度が上がれば同様の状態になるでしょう。
    危険回避での急ハンドルの追従性については、ESPよりむしろタイヤのグリップで、一発目の急ハンドルでスリップするかどうか決まるような気がします。
    滑った場合の姿勢制御についてはESPの姿勢制御はある程度期待できます。ただし、ESPの制御圏外までいってしまうと、ESPが吉と出るか凶と出るかわかりません。

    余談ですが、私の知り合いで、ESPのおかげで姿勢が保たれたままアンダー状態でガードレールにフロントから刺さった人がいます。彼曰く、ESPがなければガードレールに当たってもフロントからぶつからずに済んだ(全損じゃなかった)かも…

    長文で失礼しました。

  • 細かいシチュエーションが分からないので断定は出来ませんが、おそらくESPなしでも回避できたと思います。
    横Gを関知して車体をニュートラルにする装置ですが、私の経験上(ランエボ)、比較的穏やかな滑り出しで効果が見られると思います。雪道や大雨の状況におけるコーナーリングでの緩やかな滑り出しに効果があると思います。110kmで乾燥路での急ブレーキであればABSの効果はあったと思いますが、ESPの効果までは疑問です。

    たまにハイグリップタイヤだったから助かったとか、ベンツだから生存できたと言う人がいます。ケースバイケースなので否定はしませんが、最も大きな要因はツイてたと言うことだと思います。
    ただし、ハイテク装備をつけることで精神的安心を得られる事は重要なことと思いますので、恩恵有無に関わらず装備の充実は良い方向だと思います。

  • その危険回避の急ハンドルが、ESPのおかげで事故にならずに済んだのかどうかは、たぶん誰にもわかりません。もしかするとESPなしでもなんともなかったかもしれません。ESPがないよりはあったほうが事故を回避できる確率が上がるということは言えますが、定量的にはなんとも言えませんよね。

    ESPが効いてるかどうかは、雪道など走るとわかります。一面雪の積もった広い駐車場で、ESPオンとオフで走り比べてみたのですが、やっぱりオンのほうがカーブのときの姿勢変化が少なかったです。

    高速でESPが効いてるのを体験したこともあります。Audi A3をしばらく借りている時期があって、ゆるいカーブを200km/hくらいで走っているときに、前車との距離が詰まったのでブレーキを踏んだら、ハンドルはカーブにあわせて少し回した状態なのに、車がそれとは逆のほうを向こうとするんです。つまり直進しようとするんです。面白かったので何回か試してみましたが、やっぱり同じように、カーブなのに直進姿勢に戻そうとします。走ってるところはドイツです。

    いまの車(BMW130)で同じことをやってもそうはなりません。メーカーによってESPの効き方が違うのか、もしかしたら効いてないのか?

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