ハマー H2 のみんなの質問

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AT車に機能としてあるマニュアルモードで急減速すると車にとって悪いでしょうか??

下り坂や高速の急カーブ等、そこそこスピードが出ている状態のカーブ手前でマニュアルモードに入れて一気に急減速させる事でブレーキを使わずエンブレを多用して曲がります。

車はスポーツカーの類ではなく、オートマSUVやミニバン、ステーションワゴン等です。

個人的にはブレーキパッドの消耗が抑えられて良いと思っているのですが、ギアやエンジンの負担が大きく故障に繋がるようなものなのでしょうか?
回転数だけでいくと1500回転前後からマニュアルに入れた瞬間に3000~5000回転ぐらいに上がるイメージです。

車は5年程度で乗り換えてきましたが、今までそれによる故障やトラブルが発生した事はありません。

※もちろんすぐ後ろに車がいればブレーキランプが付かないと追突されるリスクがあるのでやりません。
※車高が高い車だと横転の可能性があるから止めた方がいい等のアドバイスは不要です。こちらも何十年も運転しているので一応その車で横転する状態とスピードぐらいは判断できるつもりです。

車の構造に詳しい方よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

MT車で言う所の伝達装置=クラッチの役割をAT車が担っているのはトルクコンバータと言う部品です。
構造は当然マニュアル車より複雑で細い油路が迷路の様に蔓延りオートマチックトランスミッションフルードという専用のオイルで油圧管理されています。

MT車の場合はドライバーの任意でダイレクトに繋いだり半クラッチで優しく繋いだり出来ますが
AT車の場合はこのトルクコンバータと言う装置がワザと一瞬滑らせて次の歯車(ギア)にシフトアップする構造になっています。
何故ワザと一瞬滑らせる仕組みかと言うとシフトショックを緩和する為です。
一方AT車でもトルコンのこの「滑り」をワザと減らす事でダイレクトにシフトチェンジが体感出来るようにしてある車もあります、一般的にはスポーツカーのATモデルやスポーティーを謳うAT車はこの傾向が強いです。

ご質問の内容から察するにトップギアから2速ほど落としてエンジンブレーキを強制的に作動させているかと思われますが
MT車で例えると2速シフトダウンしてクラッチが激しく繋ぎ直されているのと同じ様な状態です。
MT車の場合はこの様な運転を頻繁に行うとクラッチ盤の磨耗を早めます。

一方AT車の場合は元々ある程度の「滑り」はマージンとして設定してありますが
例えば100km/h 2,000/minの状態からいきなり5,000/min位まで回転数が跳ね上がるようなエンジンブレーキを行うと
メーカー本来の想定外のトルコンの滑りを起こさせている状態になります。

かと言って直ぐに壊れるかと言うとそうでもなく一般的にトルクコンバータの寿命は軽自動車で25万キロ前後、普通車で30万キロ前後とは言われています。

なので直ぐに不調を体感するほどの不具合は出ないかもしれませんがトルコンにダメージを蓄積させているのは確かです。

特にホンダ車はトルクコンバータが弱いのが持病でクラッチ磨耗した時のように
回転数だけ上がって速度が上がらないオートマ滑りの状態や
シフトチェンジの時に異常なシフトショックが出たり等の懸念は考えられます。

AT車にも似非MTモードやバドルシフトモード等スポーツ走行モードがありますが
あくまで機能として付いているだけであって不必要に使う物ではないと思っています(それなら最初からMTモデルを購入した方がよい、ATのみの設定しか無い物は一定の回転数になるとコンピュータの制御で結局シフトアップを強制的に行うものもあります、逆に一定の速度以上からはシフトダウン出来なく制御している事も多いです)。

トルクコンバータはMT車のクラッチ機構より遥かに構造は複雑でオーバーホールも大変な為、一般的にエンジンは大丈夫でもオートマ(トルコン)が先に逝ってしまったから廃車にすると言うケースが多いくらいです。

長い下り坂でO/Dをオフにしたり 徐々にシフトを落としていってあくまでもフットブレーキの補いとして使うのがAT車のエンブレの正しい使用方法かと思われます。

本来普通にアクセルオフをするだけでも自動的にフューエルカットに切り替わりますが
故意に高回転でフューエルカットを行うことにより吸気バルブが本来と意図せぬタイミングで閉じてしまうので
長い目で見るとバルブの破損やブローバイの吹き返しによるエアークリーナーの汚れも早めてしまうと思います。
特に最近多い直噴エンジンではあまりオススメ出来ないです。

駆動方式、馬力、路面コンディション、タイヤの状態次第では駆動ロックに近い状態になりコントロールを失う可能性もあるので気を付けた方がいいと思います(スピードの乗った二輪車で一気に3速もシフトダウンすると後輪ロックで転倒します)。

トルコンは比較的、耐久性は考慮してある機構ですが壊れるととんでもなく高くつくので
数千円で交換出来るブレーキを当たり前に使用した方が車にも財布にも後々は優しくなるかと思われます。

質問者からのお礼コメント

2021.9.5 03:49

丁寧なご説明ありがとうございました。

その他の回答 (6件)

  • 極端なシフトダウンをせず、その手前から段々と落としていけば、車には優しいはずです。
    ブレーキでしか止まろうとしない人、またギューとブレーキを踏む場合、GTRで加速しているのと変わらないくらいタイヤやボディに負担をかけています。
    加速はハイパワーでないと、負担をかけられませんが、ブレーキはどんな車でも負担をかけられます。
    下手な人の乗る車ほど、タイヤの減りも早いし、ボディもやれてきます。

    よって、エンブレを多用して走ることは車にとっても良いことになります。

  • N-oneでパドル引くと
    7から3に落ちることが多い
    そのシフトショックは少し気になるレベル
    1段づつ落ちる場合はショックがほどんどない
    気になるショックは避けたほうが安全

  • トランスミッションがCVTの場合、強いエンジンブレーキはドライブベルトに負荷が掛かりますのでなるべく控えた方がいいです。
    とはいえ新車購入5年程度で乗り換えるなら問題無いでしょう。(中古車購入する人はリスクが増しますが)

  • 気にしない。

  • AT車に機能としてあるマニュアルモードで急減速すると車にとって悪いでしょうか??

    問題ありません

    エンジンが五月蠅いだけ

  • レッドゾーンに入るような高回転にならなければ問題ないですし、電子制御されているATであれば(MTモードが有るならほぼこっち)そもそもそういう状態になるようなシフトダウンは受け付けないようにもなっています。
    なので、車にとっては特に問題はありません。

    長々と書いている方もおられますが、メーカーの「想定する」レベルまでしか落とせないので、その程度であれば通常の寿命は問題なく全うできます。
    まあATFは加熱するので、場合によっては交換が必要になる(メーカーの見解としては通常の仕様ならATFは交換不要)可能性もありますけどね。

    ちなみに、エンブレだけでは「急減速」までは行きません。
    フットブレーキのほうがよほど強く減速できますので、その程度なら特段後続車にとって危険というほどの減速でもないですよ。
    カーブ手前なら減速することは後続車だってわかってますしね。

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