娘のホンダのゼストです。 屋根の中央部だけこうなりました。この車種の塗装、弱いんでしょうか？ 同じ屋根でも周辺部はどうもなってないのですが？

Question

メーカーに問い合わせたところ、保障は3年以内とのことでした。
欠陥品（ハズレ品）でしょうか？

Answer 1

この写真だとわかりにくいけど、
ボンネットやドアのトップ部分は
問題なさそうですよね？

それに、ボンネットやドアの部分は艶があるように
見えるし、メンテ不足や、欠陥品（ハズレ品）では
無いと思いますよ。



ちなみに、事例から考えられることは、２つあります。

１つ目は、この車のボディを水アカとりや傷とりなどで
研磨をされた事があるかどうか？

２つ目は、洗車を洗車機で毎回行っているかどうか？

ですね。


この写真をみると基本的に、ルーフの中でも
膨らんでいる部分や前方の角に当たる部分が
集中的に剥がれていますよね。

どんな物でも、立体の物を磨こうとするときというのは、
意識的に、その部分を力を抜いて磨かない限り、
出っ張っている部分や張り出している部分というのは、
より強く磨いてしまい極端に痛んでしまします。

また、この車のようなメタリック塗装というのは、
大雑把に言うと表面が透明の塗料のクリア層、
その下が色とキラキラした粉が混ざったメタリック層
の２層になっているんです。



そのため、考えられることの１つ目で書いた
研磨した場合ですが、ルーフに水アカを素人が
一生懸命、手磨きで研磨して落とした場合や、
プロであっても、未熟な施工者が
バフで思いっきり研磨してしまった場合は、
ルーフの張り出している部分のクリア層だけが
極端に削れて薄くなってしまうんです。

そして、薄くなったクリア層というのは、
強度が弱くなるため、太陽光の熱で劣化してた際に、
クリア層の下まで届く目に見えないような
小さなヒビが入ってしまうんです。

その小さなヒビからは、雨水が進入しますので、
その雨水は、クリア層とメタリック層の間に
溜まり始めます。
そして、その水は、どんどんクリア層とメタリック層の
間を侵食して、クリア層とメタリック層を
分離させてしまいます。
そして、最後にはクリア層が剥がれると、
写真のような状態になります。


次に、考えられることの２つ目で書いた
洗車を洗車機で毎回行っている場合ですが、
これも、理屈は、１つ目の研磨と同じです。

洗車機のローラーは、平らですから、
ボディの張り出している面を強く研磨して
しまうので、塗装が極端に傷んでしまいます。

綺麗好きな人で、洗車機を頻繁につかっていると
やはり、写真のような状態になる方が多いです。

一応、私の憶測ですが、ルーフ前方がより多く
クリア層が劣化しているところをみると、おそらく、
２つ目の洗車機を頻繁に使っている可能性が
高そうですね。

とはいえ、こうなってしまたらどうしようも
ないですから、車のルーフを塗装屋さんで
塗装してもらうから、車の買い替えをお勧めします。

このまま、放置すると、クリア層が剥がれた
所から最終的に錆が出始めてしまいますからね。


あと、次回から車の洗車は、
できるだけ洗車機を使わずに、面倒でも手で優しく洗い、
ワックスやコーティングもルーフは少し厚めに
塗りましょう。

人間の肌と同じで、ごしごし磨けば、
車だって表面が炎症を起こします。

また、ハンドクリームや化粧水を塗らなければ、
車だって肌荒れもするんですよ＾＾


長文になりましたが、参考にして頂けたら幸いです。

Answer 2

ホンダは一般的に塗装だめですね。
特に赤なんて退色が激しいです。
そこまでなるのは珍しいけど、環境、メンテナンスの悪さとの相乗効果でしょう。
板金塗装屋で３万円くらいで塗装してくれますよ。

Answer 3

ワックス掛けをしないからこうなります。

きちんとメンテナンスしていればこうはなりません。

Answer 4

銅版やトタンの屋根の下に置いてませんでしたか？
画像を見る限り普通の水では無い液体がルーフに落ちたように見えますが