ホンダ ヴェゼルハイブリッド 「売れて当然。」のユーザーレビュー

ゆーすけ1017 ゆーすけ1017さん

ホンダ ヴェゼルハイブリッド

グレード:e:HEV Z(CVT_1.5) 2021年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
4
積載性
3
価格
4

売れて当然。

2021.5.11

総評
モデルチェンジ直後に試乗しましたが、乗って驚きました!

とてもBセグベースとは思えない、静的動的質感。

標準装備が充実しているヴェゼルと、ヤリスクロスを装備を揃えて比較した場合、乗り出し価格はほぼ横並びです。

そうなれば、より広く快適なヴェゼルが売れるのは明白です。

トヨタはヴェゼルを相当意識していますが、個人的にはトヨタに勝ち目はないんじゃないかと思うくらいヴェゼルの出来はすごいです。

ヴェゼルがこの出来なら、もうちょいフィットも本気出しても良いんじゃないかと思います笑

とはいえ、ハイブリッドだと300万半ばあたりからの乗り出しになってくると思うので、決して安い買い物ではないのですが…。

ラゲッジの狭さが許容範囲なら、もう少し上の価格帯のSUV(CX-5やエクストレイルやら)からのダウンサイズもいけると思います。

これでますます、CR-Vの存在感が薄くなる…

そんな車でした。
満足している点
・デザイン

デザインは主観なので多くは語れないですが、個人的にはカッコ良いと思います。

地上高が高く、相対的にキャビンが薄く見えるようになっていたり、フロントフードが先端まで高さを維持しているので、先代と同じサイズでも存在感が全く違います。

フロントのカラードグリルは、ヴェゼルの個性なのでそのままても良いかな、と思います。

・静粛性

これは驚きました。
フィットでもそう思いましたが、かなり静かです。
高速での合流など、強い加速が必要な際はエンジンがうなりますが、これは1.5Lなので仕方がないところです。

・乗り心地

18インチを履いているので、さぞかし硬いのかと思いきやそんなことはありません。
ボディ剛性が高いのか、良いダンパーを使っているのか、ミシュランのタイヤが良いのか分かりませんが、普段使いに何の支障もない乗り心地です。
シートも効いているような気がします。

・走り

乗り心地が良いので、走りはダルかと思いましたが、そんなことはなく、リヤにIPUが搭載されているため重力配分も適正に近づいていることや、AHAの採用などもあり、少なくとも素人レベルではアンダーなんて感じないくらいよく曲がりました。
高速のランプでは、曲がりすぎると思ったくらいです。
よく考えたら、タイヤがCX-5やRAV4などとおなじ225幅なので、ちゃんと走りも重視して開発されたのでしょう。


・居住性

現在所有している現行CX-5と比較して、後部座席は明らかに広く、大人4人ではまず不満の出ないレベルだと思います。
不満な点
・ラゲッジの狭さ

デザインと相反する条件なので、仕方のないところはありますが、もう少し広い方が精神的にも安心です。
今の大きさだと、シチュエーション(冬の大人4人の1泊旅行など)によっては、積みきれなかったらどうしようという不安が出てくると思います。

・微妙に気になるコスト削減箇所

全体の出来が良く、コスパが高いので文句は言えないのですが、シフトレバーが普通だったり、空調にプラズマクラスター的なものが設定されてなかったり、フロントホイールハウスの一部がライナーでカバーされておらず、ボディ色丸出しだったり、コスト削減が気になる部分があります。

・外部給電機能が設定されていない

トヨタのハイブリッド車は、外部給電機能を順次設定しているようですが、ヴェゼルには設定がありません。
せっかく走行用リチウムイオンバッテリーの容量を増やしたのですから、この機能を設定して欲しかったです。

・メーカーオプションの組み合わせ

マルチビューモニターは、メーカーオプションのナビに加え、プレミアムサウンドをセットで装着しなければならず、設定が不親切です。
また、欧州仕様に設定されているルーフレールが日本仕様に設定されていないのも疑問です。
重箱のすみをつつくような指摘ですが。
デザイン

4

賛否両論のカラードグリルはスマートで好みです。

全体的には個性的になり過ぎない、ヴェゼルのキャラらしいバランスが取れたデザインだと個人的には思います。

CX-某など、賛否両論のデザインではありますが、このデザインだからこそ、話題になっていると思います。
走行性能

4

重量配分やタイヤ銘柄、ボディ剛性が効いているのかハンドリングが素直でよく曲がります。

もちろん、直進安定性も確保されており、シートの出来も含めて遠乗りも十分こなせそうです。

ワンペダル走行のフィーリングに近くなるという減速セレクターは、特に高速域でワンペダル走行に近い感じになり、目の前に大型トラックが割り込んできた際のフットブレーキ代わりに使えると思います。

その高速域では、やや追い越し加速が足りないかと思いましたが、ドライブモードをパワーモードに切り替えるとレスポンスが良くなり、問題ありませんでした。
乗り心地

4

高級車の乗り心地ということはありませんが、Bセグベースで18インチを履いているという状況からすれば、まったく不満のない乗り心地でした。

少なくとも、初期のCX-30よりは良い乗り心地でした。
積載性

3

新型ヴェゼルの最大の弱点。

決して狭いわけではなく、むしろボディサイズや居住性を考えれば良くできているのですが、絶対的にはもう少し容量が欲しくなるレベルです。

とはいえ、ヤリスクロスなどのライバルと比較して狭いという訳ではないので、致命的な弱点にはならないと思います。
燃費

4

高速を追越車線の流れに乗って走って、車載燃費計で20km/Lを維持していたので、何の文句もないと思います。

ホンダ式ハイブリッドの特徴である、高速域でのエンジン直結モードは追越車線の流れ程度ではほとんどその状態にならず、高速燃費も良さそうです。
価格

4

まぁ、絶対的には高い値段ですが、ヤリスクロスやCX-30のディーゼルと比較した場合、むしろコスパが良いのではないか、と思える価格設定だと思います。

最近のホンダの値付けには疑問が生じるものもありますが、ヴェゼルに関しては頑張っていると思います。

敢えて言うなら、下のグレードでもブラインドスポットモニターが装備されていれば、下のグレードを積極的に選べるようになり、裾野が広がると思うのですが…。

グレードの格差は安全装備ではなく、快適装備で付けるべきだと思います。

せめて、メーカーオプションで選べるようにして欲しいです。
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