ホンダ S2000 「Ｔ社のラジオＣＭで「車に乗れば個性は変わる、乗る車によって個性は変えられる」と謳ったものがあります。 ではＳ２はどうかと考えたときに思い浮かぶ言」のユーザーレビュー

Ｔ社のラジオＣＭで「車に乗れば個性は変わる、乗る車によって個性は変えられる」と謳ったものがあります。 ではＳ２はどうかと考えたときに思い浮かぶ言

2013.9.23

総評

Ｔ社のラジオＣＭで「車に乗れば個性は変わる、乗る車によって個性は変えられる」と謳ったものがあります。

ではＳ２はどうかと考えたときに思い浮かぶ言葉は、「わがまま、自分勝手、頑固、孤高」という社会人としてはネガティブなものばかりでした。
乗っていないときの自分と変わっていない気もしますが、だからこそこの車にピンと来るものがあったのだと思います。（私の偏見であり、他のオーナーの方々の多くは乗っているとき、乗っていないとき共に素敵な方々だと思います。申し訳ありません。）

多くの方々もレビューの中で仰っていますが、乗換えが最大の問題で、「スポーティ」しかなく「スポーツ」と呼べるものがロードスター位の現行国産ラインナップでは少々厳しい（寂しい）ものがあります。
Ｓの後継には多少期待していますが、仮に出たとしても安全面などの観点から「Ｓ」の名を冠するに相応しい日本刀のような切れ味の車にはおそらくならないでしょう。
となるとＳ２を始めとする旧車からか、外車から探すしかなくなるわけですが、こういうところが「頑固」だなと自分でもつくづく思います。

満足している点

仕様については「愛車紹介」をご覧ください。

オープンで聞く９０００ｒｐｍのＶＴＥＣサウンド（健康診断で耳の聞こえが少し落ちていたのは加齢ではなくこの轟音のせい？）、ＭＴのみの設定で電子制御がないからこそ挙動が素直で物理的にも考察しやすい点など多くの楽しみを備えた車です。
よく言われる加速についても、大排気量車やターボのラリー車に当然敵いませんが、街乗りで流れをリードするには必要十分です。
また、知らない人から声をかけられることも多く、「カッコいいね」や「外車？」というのはよくあるのですが、「８００万円位？」と訊かれたときには真面目に返すべきか困ったものです。

しかしながら、一番満足している点は全てが専用設計という希少なピュアスポーツのオーナーであるということです。

不満な点

欠点・短所はありますが、車自体に不満に感じることは一切ありません。寧ろ、それすら楽しく感じられる車です。（私だけ？）
不満があるとすれば、それを取り巻く環境に対してです。
以下、その一部を紹介します。

○よく煽られる
プロフィール欄にも書いていますが、プラス１０位で走っているにも拘らず、軽自動車を筆頭にムダに煽られます。一番印象に残っているのは、夜間の市街地にて片側１車線の直線道路で軽からブラインドアタックを仕掛けられたことです。某豆腐屋漫画主人公の大ファン（私も城島俊也は好きで、「全て計算尽く」で走るというスタイルには共感していますが）なのだろうと思いながら、相手にすることなく見送りました。

○家族受けが悪い（小さい子の受けはいいのに…）
隣近所がお年寄りばかりの田舎ということも手伝っているのでしょうが、実家に帰る度に家族からは「ウルサイ」、「ポンコツ」、「スクラップにしろ」など散々に言われます。その洗脳（？）効果により、自分のＳ２は見た目・中身共に現存するものの中で最もボロだと思うようになりました。とはいえ少しでも文句の量は減らしたいので、朝晩は回転数に気を使っています。

○ディーラーの対応
数が出回っていない不人気車のため、ディーラーの対応の良し悪しがハッキリ分かれます。Ｓ２好きな整備士がいれば話が盛り上がってサービスなどをしてもらえることも多いですが、そうでなくＳ２をよくわかってもいない方に当たると、質問に対して調べもせずに適当なことを言われたり、整備を拒否されたりもします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験