ホンダ N-ONE 「ホンダ N-ONE(Original/RS)試乗」のユーザーレビュー

ホンダ N-ONE(Original/RS)試乗

2020.12.6

総評

価格に若干の難はあるものの、装備や質感を考えれば仕方ない部分。 軽ではあれどタコメーターの「N-ONE」ロゴやDRL兼用タイプのLEDウィンカーなど、お洒落かつ所有する喜びを満たしてくれる装備が満載な一台。 新鮮味が希薄なのが残念ではあるが、待望のMT仕様も追加され様々なユーザー層に対応する(価格以外)ラインナップになった。プレミアム軽としての地位は今回のFMCで盤石なものになったといてると思う。
個人的にはDOPにある80’ｓ風のステッカーがツボに嵌まってしまった。

満足している点

・NAでも軽のネガが殆ど感じられない低速トルク
・気持ちよくギアが入るシフトフィール(MT)
・お洒落な内装やメーターパネル等のデザイン

不満な点

なし！....と言いたいけど、強いて言えばボトムで20万円UP＆最上位では200万に達する価格

デザイン

3

MCにしか見えないレベルの変更(外観上は灯火類のフルLED化がされた程度にしか見えない)だが、
先代デビューから8年経っても色褪せないデザインはやはり評判が良いようだ(当方も好みではある)。 前回のオートサロンで展示されていたRSはてっきりMTを載せただけのメーカーカスタムと思っていたほどで、まさかこのまま出てくるとは思わなかった。
N360の現代版という位置づけと言うこともあり、大きくは変えられないというのもあるかもしれない...が、新鮮味という意味ではもう少し新型感が欲しかったのが正直なところ。

走行性能

5

まずはNAのOriginalから。
平地の街中を走っている限りでは軽である事をほぼ感じさせない軽快な走りが可能。
流石にノンターボでは踏み込んで60km/hまで加速すると伸び方に頭打ち感も感じたが、そこはVTEC切り替わりの領域までは踏み込めていないのもあるかもしれない。
NAにはパドルシフトはなし。 Sレンジがあるが、
Dレンジではエンブレはほぼ効かないと思った方が良い(つい他社のBやLレンジの感覚で想像してしまいSレンジは試せず)。



続いてターボ＋MTのRS。
こちらはより低回転域から最大トルクが出せるだけあって動力性能は十分。
そしてシフトフィールが良く、ギアチェンジが気持ちよく楽しい。　一般的なフロアMTと違いEP3に近いインパネMT(初体験)だが、ゲームをハンコンでやっているのと同じような高さで扱いやすかった。
いずれにしても、軽としてはトップクラスの動力性能と言って良いと思う。

乗り心地

4

比較的平坦かつ舗装も綺麗な路面だったため、正確には判断出来ないが、ちょっとした段差程度であれば不快感はなし。

積載性

5

荷室の広さは文句なし。 後席をたためばフルフラットになり、後席使用時でも十分な容量は確保されていた

燃費

-

試乗のため不明

価格

3

装備/質感面で他メーカーを寄せ付けない(特にS/D社)のは判るが、それでもNAでスタート価格が156万はちょっと「うっ」となってしまう。
値段なりに良いのは確かだが...。

故障経験