ホンダ ジェイド 「アンチＨｏｎｄａのジェイドRSレビュー」のユーザーレビュー

アンチＨｏｎｄａのジェイドRSレビュー

2016.7.24

総評

鈴鹿のホンダドライビングスクールの教習車として乗りました。
過去にレンタカーで借りたFitがとてもイケてなかったので、それ以来アンチＨｏｎｄａでしたが、ジェイドRSはそのイメージを根底から覆しました。
教習車として乗って、低μ路走行、ブレーキング、Ｊターンなどの項目をこなしましたが、とても快適で運転に集中できました。「快適」というのは、乗り心地はもちろん、ドライバーの意思と車の挙動がマッチしているということです。
なぜ、アンチＨｏｎｄａな私がこのレビューを書いたかというと、こんなイケてる車なのに販売台数が全然伸びていないという情報をそこここで見たからです。
マイカーはLEVORGで、基本スバル好きですが、他社であっても、これだけ良い車が「ニッチ」な車としてあまり売れないというのは、車好きとして憂うべき事態だと思います。
LEVORG1.6が欲しいけど数十万円予算が足りなくて断念せざるを得ないという４人家族までの方、ジェイドRS一度乗ってみてください。

満足している点

乗り心地
操作性（最小回転半径を除く）
静粛性

不満な点

直進加速で微妙にハンドルがブレ続ける。運転に支障はないが、もっとドッシリした安定感が欲しい。
最小回転半径がやや大きい。車庫入れで難儀することもあるのではないか。
２列目がキャプテンシート。これで逃がした客は少なくないのでは。
個人的にデジタルメーターと木目調パネルが好きではない。
視界。特にAピラー付近。マイカーのLEVORGに比べて明らかに死角が大きい。ちょっとAピラーが寝すぎではないか？

デザイン

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走行性能

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高い次元で良くまとまっています。
1.5Lのダウンサイジングターボ＆CVTですが、非力な感じはあまりありませんでした。スペックなりのパワー感です。所謂アクセルの「ツキ」はCVTのためか、良いとまでは言えませんでした。ただ、これは、一般道などではそれほど気にならないレベルだと思います。
操作性も上々で、個人的にはもう少しハンドルが重くても良いですが、非常に自然なハンドリング性能だと思います。
最小回転半径はもう少し小さい方が扱いやすいと思います。
ブレーキフィーリングも自然でコントロールしやすかったです。

乗り心地

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これが最も素晴らしい！とても車両本体価格250万円のスポーツ志向のグレードとは思えませんでした。一般的には固めの脚ということになると思いますが、１７インチタイヤ、サスペンション、シャーシ全てが上手くバランスされている感じで、高レベルなフラットライドを楽しむことができます。後席には乗ってませんが、２列目の同乗者も恐らく十分満足できるレベルだと思います。
ロールはある程度出ますが、通常走行で不安や不快感が出るような程度ではありません。比較対象として適切かどうかは別ですが、スバルのXVより少ないです。
静粛性もこのクラスとは思えない程高いです。
Ｓモードでアクセルをベタ踏みすると、やる気の出るエンジン音が車内にある程度聞こえてきます。これを、煩いとネガに捉える人もいると思いますが、私は結構気分が高まりました。

積載性

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同上

燃費

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教習車のため無評価

価格

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故障経験

同上