ホンダ Honda e 「走るこだわりスマホ(デザインはiPhone、機能はAndroid)」のユーザーレビュー

走るこだわりスマホ(デザインはiPhone、機能はAndroid)

2021.11.5

総評

本日早々と12ヶ月点検が終了し、そろそろ丸1年(既に1万キロ超)が経過するが、同車種(e)とすれ違ったことは、遠出した時にたった一度だけである。
更に同色(シルバー)となると(ここ1年は)ネットですらほとんど存在を確認できないほど激レアであると自負している。
田舎(地元)では認知度(も通行人も)皆無なのか、目立つこともなく自然に溶け込んでいるが、都会へ遠征すると時折、通行人からの視線や中には話し掛けてくる方もおり、とんでもない車に乗っていると自覚させられる。
もちろん無傷であるため1万㎞未満の頃は、高価なうちに手放してアリアか外車(もちろんEV)への買い換えを何度か皮算用したものだったが、1万㎞を越えた今、より愛着が湧き続け、バッテリーの劣化まで何年もつのだろうかと、より未来の事を考えるようになった。

満足している点

特急電車のような走りと加速。
コックピットのような他車に類をみないコンパネ。
プイプイモルカーのようなキュートさ。
全てミラーがカメラ
ライトやワイパーやアクセルやブレーキやハンドルまで出来る限りの自動化を実現。
世界のホンダがEV専用に開発した意気込み。

不満な点

後部座席の狭さは妥協点。
満充電で実走行距離200㎞余りは、街乗り中心のコロナ渦中では問題なかったが、今後はどうなるか。
価格はもとより、補助金や税金面の不利さは否めない。
システムの中途半端さやホンダ社内でも情報の少なさからのトラブル対応窓口がなく、結局ユーザーが人柱にならざるを得ない覚悟が必要なこと。

デザイン

5

キュートな外装であるが、内装やそのカラーデザインは、40～50代のおじさんもうならせるようなシックさまで兼ね備えており、デザイナーの細部のこだわりが伝わっている。

走行性能

5

ミシュランのスポーツタイヤが、スポーティーに新幹線的な加速を演出している。

乗り心地

5

重心を電気自動車に最適な比率(50:50)にすべく、後輪駆動による開発者のこだわりから、格上の軟らかい乗り心地を演出している。

積載性

3

室内ヘッドミラーも車体後外部のカメラ式(アドバンスモデルのみ)なので、リアウィンドウ前へ視界を遮る荷物をパンパンに積んでも、リアシートに巨人が乗っても、後部視界が遮られることが一切なくとても良好である。

燃費

5

電費はガソリン燃費よりお得感があるように感じている。

価格

4

私の場合、試乗車ゼロからの値引きゼロ、未だに購入したホンダカーズへ実車ゼロな車なので、価格を考えてはいけない。

故障経験

なし。無傷。
カメラ標準搭載だらけなのだが、何故かドラレコ機能も純正ドラレコもない。
仕方なく中華製の駐車監視付ドラレコで監視中。