暑い国ではエンジンオイルは固めの物を使用した方が良いのでしょうか？

Question

海外に住んでいます。
ほぼ１年中暑いor暖かいのですが、そういう環境の中で自動車のエンジンオイルを選ぶ時は固めの物を選んだほうがいいですか？

車種はフィットアリアです。ネットで調べてみたところ、日本で同車種を運転されている方は、０ｗ２０とか１０ｗ２０あたりを使用されているようですが、自分の家の辺り（海外）では、２０ｗ５０や２０ｗ４０ばかり売っています。

店の人も、「２０ｗ５０で全然問題ないよ！」と言っていますが、実際どうでしょう？

Answer 1

０Wー２０や２０W−５０と言った表記のエンジンオイルは、マルチグレードオイルと言って
wの前の数字は寒冷時の性能を示し、数字が小さいほど寒冷時に固まりにくい事を示します、
後ろの数字は高温時の性能を示し、数字が大きいほど高温時の耐久性が高い事を示します。
昔はシングルグレードオイルしか無く、冬は１０夏は３０と交換する必要がありました。

１年中暖かいという事で、寒冷時の性能は無視していいと思いますが
高温時の５０はちょっと固すぎかと思います。
問題ないと言えば問題なく走るとは思いますが、燃費の悪化、加速性能の悪化につながると考えられます。
いつも全開でエンジン回してない限りは、２０W−４０を使った方が良いと思います。

Answer 2

40､50はその地域で需要があるということだけです。
数字が大きいから熱に強いと言うことではありません。
そのエンジンの設計でほぼ使用オイルが決まります。
Wの頭の数字は無視してかまいませんが後ろの数字は20から30程度を使用してください。
それ以上に重要になるのがAPIグレードです。
できればSJ、SM以上をお勧めします。

Answer 3

赤道直下であっても日本の真夏の猛暑を越える場所はさほどありません。
それくらい日本の夏は暑すぎです。
そんな真夏の日本でも0W-20で充分とされている車種なら、そちらでも上が20で充分です。
もし、そちらの国仕様で正式に推奨されている粘度の上が30や40なら、
日本でもせめて夏季だけは硬めのものを入れた方が良いことになります。

夏の熊谷から冬の北海道まで対応できちゃうオイルならほぼ世界中ＯＫです。

http://www.faminet.co.jp/d_guide/view/1

Answer 4

日本の冬のような季節が無く、常に夏の状態なら、結論としては、
２０Wや３０Wもありです。エンジン始動時の気温によると考えてください。
寒くなく、むしろ暑い場合は、それが正解なのです。また、気温の上昇に
あわせて、エンジン内部の温度も当然上がりますので、高温時の粘度
（Wの後の数値）も高めのものを使用すべきです。

マルチグレードの意味を知恵袋でも、よく誤解されている方も多いのですが、
下記は、オイルメーカーのマルチグレードの意味を抜粋しましたので、これを
参考に、ご自分の車に適したオイルを考えてくださいね。
（その地域の意見が、やはり有効だと思います。）

エンジンオイルがその本来の機能を発揮するためには、エンジン稼動中の
高温の中でも「粘度」＝（硬さや柔らかさ）が確保される必要があります。
例えば、5W-30という表示のオイルは四季を通じて使えるマルチグレードの
オイルで、Wの付く数字はWinter（冬）を意味し、どれだけ低い温度で
エンジンが快調にかかるかを表しています。またWの付く数字が小さいほど、
より低温でのエンジンの始動が可能になります。

後ろの方の40という番号は、高温での使用時、100℃での粘度を表した
ものです。一般的に、粘度の高いオイルは厚い油膜ができるので、保護
性能に優れ、シリンダーとピストンの密封性もアップします。
また油膜のクッション効果から静粛性も高くなります。その反面、粘りによる
抵抗は高くなります。一方低粘度オイルは、さらさらと流れやすいので、低温
から高い潤滑性を得られるし、抵抗が低いため燃費やパワーアップが期待
できます。