ホンダ フィット 「デフレ時代の象徴的なクルマ。 見事にク...」のユーザーレビュー

デフレ時代の象徴的なクルマ。 見事にク...

2003.1.2

総評

デフレ時代の象徴的なクルマ。
見事にクラスレスを実現していると思います。
このクルマが単一ボディでありながら、コンスタントに15,000台／月以上の販売を記録しているのは当然であると思います。
特にセンタータンクレイアウトがもたらすパッケージングは、誰が乗っても「広い」と感じます。
但し、パワステのフィールやシートクッションや乗り心地などは今後のマイナーチェンジで、必ず改善して欲しい課題です。
また、これから購入を検討されている方はカタログに記載されている燃費（10・15モード値）を額面通りに受け取られないほうがBETTERです。もし実用燃費を最重視されるのであれば三菱のコルトだと思います。

満足している点

・センタータンクレイアウトのため、コンパクトなボディの割にとにかく室内が広い。（我が家は初めからフィットを本命に考えていたが、最近オデッセイやステップWを検討していた方が、実車を見てフィットに方針転換されるのはよくわかる。）
・シートアレンジが多彩で、ダブルホールディング機能なしで、リアシートをフラットにでき、ラゲッジスペースを有効に活用できる。
・エンジンが、低速域からトルクフルあり、街乗りでは非常に使いやすい。
・CVTが自然なフィールであり、また低速域ではCVT独特の音を最小に抑えている。
・価格の割に装備が充実している。質感も思ったよりも高い。

不満な点

・電動パワステのフィールに大きな違和感がある。
・ダンパーの問題だろうが（特にリアシートの）乗り心地が非常に悪く、相当なピッチングがある。
・コルトやキューブなどと比べるとシートクッション厚みが極めて薄く、長距離ドライブでは疲れやすい（これも、特にリアシート）。
・（初めからホンダのデュアルポンプ式には大きな期待はしていなかったが）4WDなのに雪道ではFF+α程度のトラクションしか期待できない。
・実用燃費がカタログ値の60～65％程度しか得られない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験