1.5T → 1.5RSへ
初代フィット1.5Tから1.5RSに乗り換えました。 初代の真正面から見た小型宇宙船のように見えるキュートなフロントが気に
2010.10.27
- 総評
- 1.5T → 1.5RSへ
初代フィット1.5Tから1.5RSに乗り換えました。 初代の真正面から見た小型宇宙船のように見えるキュートなフロントが気に入り、各社コンパクトカーの試乗を繰り返し、居住性、動力性能、スタイリング、燃費、そしてボディサイズを検討し、納得づくでにフィットに決めました。 購入後7年間大きな故障もなくまだまだ乗り続けるつもりでしたし、日常使用に際し、大変気に入っておりましたので、もし次に買い換えるのも内心フィットで充分と決めていました。 このサイトをご覧になる方は、車購入に際しどのような視点で車種決定をしたのか、また実際の使用感が知りたいと思いますので、自分の目線から見た購入に至る動機と使用感についてお知らせしたいと思います。 まず、現行フィットは1.5Lを購入しようとするとXかRSを選ばざるを得ない車種体系でした。 また、ご存知のように今回のMCでは、ハイブリッドも追加されるのでそちらとも比較検討しました。 ハイブリッドに搭載されるエンジンはインサイトと同等のものと予想されましたので当然インサイトにも試乗し、動力性能は試していました。 動力性能に関しては静かで出足がよく街乗りには問題ないレベルと感じましたが、必要最低限の装備を付け加えると値段が高くなること、もともと燃費の良いフィットだけにハイブリッド化するメリットが薄いのではないか、と考え却下。 次に、シートヒーターやクルーズコントロールなどのゴージャス仕様のXは好みでないことで却下。 MC後のRSの外観が、自分の年齢から考えると似合わないと思えたので、急遽MC前にRS購入に踏み切った次第です。
肝心の総評ですが、「買って正解」でした。各項目の星の数の根拠は以下の長所と短所の欄で詳しくお知らせしたいと思います。
- 満足している点
- 【外観の満足度】あくまで初代フィットと比較してという観点です。当初違和感のあったフロントマスクも見慣れてくると大人びて見えるようになりました。また、リヤに赤く輝くRSのエンブレムがオーナーの心をくすぐります。空力を意識したフロントからルーフへと流れる微妙なラインが見える真横、左斜め上、そして右斜め後ろから眺めるフォルムは特にお気に入りです。
【内装の満足度】シートの着座位置は高めですが、齢を重ねてきた私にはこれくらいでも気になりません。座面は若干固く感じますが、慣らしがてら長距離を運転した割には腰への負担は感じませんでした。特にリヤシートの改善はパッセンジャーにとってとてもうれしい限りです。シートバックに収まるヘッドレストも後方視界確保にとっては優れものです。また、メーターやスイッチの配置は適切に感じます。前席後席、頭上空間、そしてサイドと室内は余裕で、シートアレンジも多彩なためこれからも使いやすそうです。
【動力性能の満足度】通常の使用に関しては、初代のようにエンジンが温まるまでのスタート時の違和感とブレーキの甘い感じが解消され、大変運転しやすくなりました。またアクセルを踏むとスーっと車速が乗る感じで、まさにロードセイリング(RS)だと思います。若干後ろに下がってしまう坂道発進も違和感なく普通にスタートできるように改善されました。サスのセッティングは相変わらず堅めで以前のままです。気になる燃費は、街乗りで11.5㎞/l、遠乗りで現在最高が17.5㎞/lで、初代とほとんど変わっていませんので、私の使用状況においては特に不満はありません。予想通りです。
【装備の満足度】専用のエアロパーツ、アルミホイール、パドルシフト、ダイヤル式からラチェット式に変わったシート高調整機能、テレスコピック&チルトステアリング、スマートキー、ETC、ディスチャージヘッドランプ、オートライトコントロール、車速連動間欠ワイパー、バックギヤ時にはリヤワイパー連動、深いリヤトランク、静粛性、そしてリヤシート裏の車検証入れなどなど至れり尽くせりです。諸処で不評のパドルシフトも減速時のエンジンブレーキとして、また下り坂でのカーブ手前での減速時には重宝しております。
【お買い得感の満足度】下級グレードにRSの装備を足したと考えれば十分コストパフォーマンスは高いと思います。
- 不満な点
- 【外観の満足度】 まずフロントガラスとドアミラーの大きさに驚かされました。フロントマスクも角ばった感じで初代ほどの愛嬌は無いように思います。特にリヤガラス下のブラックアウト処理には違和感を覚えます。
【内装の満足度】 質感は初代の方が高く感じ、グローブボックスの容量は若干狭く、数多くあるドリンクホルダーもペットボトルには程よい大きさでも、私のように市販の水筒を持ち歩く輩には径が狭く使い物になりません。特に燃料計の針のさす方向が通常のものと反対で未だに違和感を覚えます。ダッシュボードのシボ処理やドアにある肘掛も体重をかけて腰を移動させるとぐにゃっとへこみ、安っぽさが見られます。またリヤガラスからの後方視界は狭く感じ、折角のヘッドレストのシートバック収納も後席パッセンジャーが乗る時は、首の下に出っ張り感があり、、安全上からも必ず引き出さないといけないのは後方視界の確保という折角のアイディアが生かし切れていなく残念です。
【動力性能の満足度】 私の通常の使用範囲(60㎞までの加速感)では必要十分です。強いて言うと静かすぎる排気音が官能的でない。現在無限マフラー装着を検討中です。
【装備の満足度】 ETCの取り付け位置が低く防犯上はともかくチケットの出し入れに不便です。瞬間燃費計は常時作動しているので慣れるまではとても目障りで気になります。パドルシフトには慣れが必要で、速く走るための装備としてよりも、あくまで下り坂や一般路でのエンジンブレーキを使っての減速という意味合いのようです。下り坂では思ったより低いギアに変速しやすいですので気を付けたほうがよさそうです。なお、身長の低い方にとってはバックドアを閉める際の取っ手の位置が変則ですので閉めにくいかもしれません。
【お買い得感の満足度】 特になし。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験